生物多様性交流フェアには200を超える団体がブース出展しています。
こういうところに出展すると、自分たちの独自性に気づきますね。
少なくとも、兵庫県は、自然環境に関して日本をリードする先進県です。

たとえば、その先進性の一つは、「パートナーシップ」です。
ひとはくブースは、兵庫県自然環境課さん、(財)ひょうご環境創造協会さん、県立コウノトリの郷公園さん、APNセンターさんとの共同出展です。
自然環境課のTさんはじめ、スタッフのみなさんは、ひとはくのスタッフと同じかそれ以上に、ひとはくを宣伝、解説してくださっています。われわれも「生物多様性ひょうご戦略」や「市民宣言」の宣伝につとめます。とてもいい雰囲気のブースです。
「こうやって共同で出展していること自体が、重要なんですよ」と、それらしい来場者には説明します。
じっさい、会場を見ると、このようにいろんな機関が共同で出展している例はまずありませんでした。日によって担当課を変えている県はありましたけど。
そもそも、博物館が前面に出てきているところは、ほとんどありません。なんでやねん・・・。

ひとはくは、生物多様性の保全に関して、資料・情報・調査研究をベースに、行政や企業への専門的なアドバイスやソリューションの提供を日常的に行っています。来場者の市民の方からも、自治体の方からも「(そんな兵庫県が)うらやましい」という意見を多くききました。
これからもひとはくは、みんなのために、がんばらんとあかんな。そんな気になるのでした。

今日は、ご近所に出展中の県立淡路景観園芸学校さんのスタッフもまじえ、ひとはく、県自然環境課、ひょうご環境創造協会のスタッフで、「反省会」をいたしました。

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こういう交流も重要ですね。

(八木@COP10タスクフォース)

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