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お車でお越しの方は近隣の有料駐車場をご利用ください。
※ナビには「フラワータウン駅」で検索いただくと、近隣有料駐車場も含めて分かりやすいかと思います。

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2007ボルネオジャングル体験スクールは、岩槻邦男館長をはじめ、館員5名と安間繁樹さん、
添乗員、看護師、スクール生22名、みんな元気に7月24日(火)関西国際空港を飛び立ちました。

今年で9回目となるスクールには、これまでもたくさんのスクール生が参加しています。卒業生た
ちの中には、研究者となって自然環境や野生動物などを研究している人もいます。
8日間のスクールでは、ボルネオ島のダナムバレー自然保護区内で、マレーシアの子どもたちと
一緒に生活をします。早朝からバードウォッチングや自然観察トレッキング、夜のナイトウォークま
で、さらに、地上数十メートルの樹冠を体験するキャノピーウォークなど、1日中ジャングルを満喫
して、まさに感動の連続です。

7月31日(火)早朝、どんな顔で日本に帰国するか楽しみですね。

梅雨が明けると、いよいよシーズンです。
 「日本でいちばん美しい赤とんぼ」をキャッチコピーに、ミヤマアカネを追いかけて6年目に
なりますが、わからないことがまだまだいっぱい。小学生やお母さんお父さんといっしょに、
調べることを楽しんでいます。主体は、ひとはく連携活動グループ「あかねちゃんクラブ」。
代表は、元ひとはくミュージアムティーチャーで関西学院大学非常勤講師の足立 勲先生です。
 「あかねちゃんクラブ」では、昨年、翅(はね)に番号をつけてミヤマアカネの動きを調べる「マ
ーキング調査」をしました。その結果、2ヶ月以上生きて> いることがわかったり、仁川から池
田まで飛んで行った個体もあり、大いに盛り上がりました。
 今年の課題は、羽化地点の特定=あかねちゃんはどこで生まれるのかな?ということ。その
ために、一度は羽化の現場を見てみよう。ということで、8月上旬に、夕方から翌朝まで、ビー
ル片手に(?)蚊に食われながら、川で羽化を観察することになっています。どうなるのやら・・・

 今年もマーキングをしますよ〜。はねに番号のついたミヤマアカネをみつけたら、博物館の
八木までお知らせ下さいね。

<関連資料>
すべてこちら(http://hitohaku.jp/publications/book.html)からダウンロードできます。
「みやまあかねとすてきななかまたち」 ミヤマアカネを素材とした学習の手引き
「プチ図鑑 兵庫の赤とんぼ」 兵庫県にいる赤とんぼの見分けかた
「熱く燃えた!ミヤマアカネマーキング調査(共生のひろば 第2号:pp.62-66)」
 マーキング調査の楽しさ

以上、八木 剛@自然・環境評価研究部でした。

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写真1.「あかねちゃん」のイメキャラ

写真2.羽化直後のミヤマアカネ
 羽化は朝までに終える。ミヤマアカネの特徴ははねの茶色い帯。

写真3.マーキングされたミヤマアカネ
 秋になるとオスは赤く色づき、美しい。

企画展「瀬戸内海のいまとむかし」の片隅に、石材として瀬戸内をわたった岩石を展示し
ています。日本列島で大量に石が使われた時期は3回あります。最初に多く使われたの
は石器時代で、硬くて加工しやすいものは石器として各地に出まわりました。そのひとつ
が香川県の五色台や屋島から採れるサヌカイトという岩石です。次に古墳時代になると、
古墳や石棺の材料に各地の凝灰岩類が使用されました。なかでも高砂市の竜山石(た
つやまいし)は「大王の石」として知られています。そして、戦国時代から江戸時代になる
と、城の石垣に膨大な量の石が使われました。その代表が大坂城で、瀬戸内各地の花
こう岩が集められました。瀬戸内海はこのような石の交流の場でもあったのです。

 これらの岩石の成り立ちや利用のされ方、見分け方などを、
9月16日(日)の展示解説、http://www.hitohaku.jp/education/open_seminar.html#03 
9月24日(月)のセミナーhttp://www.hitohaku.jp/education/07syousai/A14.html 
で解説いたします。

詳しくはひとはく手帖またはホームページをご覧ください。
先山 徹(自然・環境評価研究部)

写真1 屋島。高松周辺には屋島や五色台など、上部が平坦な山塊が分布しています。
このような山地の平坦な部分にサヌカイトの溶岩が分布しています。


写真2 小豆島の海岸に残された残念石。
瀬戸内の島々や沿岸の各地には大坂城築城のときに使われずに取り残された
「残念石」が見られます。
写真は1980年代の小豆島の海岸で、現在は公園として整備されています。
一つ一つの石に文化財の番号がついているのがわかります。

みなさんは、ちょうちょの幼虫を飼ってみたことがありますか?

小さな幼虫がチョウになるまでには、いろんなできごとがあります。この夏休み、ぜひご家族で飼ってみてください。きっといい思い出になることでしょう。

ひとはくでは、現在「チョウの幼虫を飼ってみました」展を開催中です。
この展示は、3回シリーズのセミナー「チョウの幼虫を飼ってみよう」に参加された4家族のみなさんが、実際に、いろんなチョウの幼虫を飼ってみたときの観察日記です。
子どもたちの日記は、見ているだけで、心がなごみますね。
もちろん、貴重な飼育情報も満載。へえ、こんなこともあるんだ・・・ぜひごらんになって、みなさんも観察の参考になさってください。


観察日記の一部です。よく観察していますね。素直なコメントがすばらしい。


これは、アゲハチョウの幼虫です。ここまで大きくなるのにどのくらいかかるのかな?


5月に行なわれた第1回目のセミナーでは、チョウをつかまえて卵を産ませる方法や、卵や幼虫をみつけかたを学習しました。


7月に行なわれた第3回目のセミナーでは、みんなの観察日記を持ち寄って、展示をつくりました。ここはお父さんの出番だ!!


展示会場では、参加者のお1人、三村純代さんがつくられた「飼育のコツ」(A4判3ページ)を配布しています。経験にもとづく貴重な情報がいっぱい。ぜひご利用下さい。


※「チョウの幼虫を飼ってみました」展は8月12日まで、4階「ひとはくサロン」で開催しています。

※ 夏休み期間中の毎週土・日・月曜日の13:00から15:00には、研究員らによる「昆虫標本づくり実演コーナー」が4階ひとはくサロンで開催されます。こちらもぜひごらんください。


最後になりましたが、「チョウの幼虫を飼ってみよう」に参加され、たくさんの幼虫を飼育し、すてきな観察日記をつくってくださった受講者のみなさんに、お礼を申し上げます。

以上、「チョウの幼虫を飼ってみよう」担当は、中西明徳・八木 剛でした。

バイケイソウ

2007年7月25日

若い実をつけたバイケイソウ

 2007年7月21日,高橋主任研究員と大学院生の千川君とともに,但馬でバイケイソウの調査を行いました.この植物は,兵庫県では自生地が殆ど確認されていないため,県版レッドデータブックでAランクに指定されています.
 梅雨明け間近のうだるような暑さの中,がんばって登山したかいあって,花序のついたバイケイソウを確認することができました.県下で花(正確には若い実)が見れて感激!

 布施静香 (自然環境評価研究部)

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