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ひとはくオリジナルの大きなスクリーンで動く紙芝居、デジタル紙芝居。
新作『コウちゃんの60日間』を上映いたします。

コウノトリは60日間で巣立つと言われています。
主人公、コウノトリのコウちゃんの誕生から巣立ちするまで、コウノトリの親子が、
お互いにどのように接し、成長してゆくのかを描いたあたたか〜い物語です。

この作品は、フロントスタッフの全て手作り作品。
イラストは松田沙耶香さん。
ストーリーは松田沙耶香さん、笹山由利子さん、水間さ梓さんの3人で作りました。

水間:「アニメーション処理に力をいれましたので、そこにも注目していただければ」
笹山:「コウノトリをもっと身近に感じていただければ」
松田:「コウノトリの親子がお互いを想って成長していく姿を描きました」
と制作者の3人。

是非、ご覧ください!


 
(デジタル紙芝居より:コウちゃんの誕生と巣立ちのシーン)

デジタル紙芝居 『コウちゃんの60日間』
上映期間 : 2月末まで
上映時間 : 毎日2回  ・11:00〜11:15 ・14:30〜14:45
上映場所 : 3階アースシアター


(写真:発掘作業のようす)


(写真2:三枝研究員と池田研究員)

1月18日(金)、第2次発掘作業中にカルノサウルス類と見られる獣脚類の歯が
発見されました。この歯の長さは3.5cm以上、幅は1.5cmぐらい。
発見者は村上喜利さん。(77歳・丹波市山南町青田在住)

村上喜利さんは、発掘現場に見学に来られた方への案内ボランティアもされてお
り、見学者の方に恐竜の歯の説明もしていたそうです。そのため、自分が発掘作
業をしているときに「もしかしたら、歯が入っているかも?!この石は大事にしなく
てはいけない!」と感じたそうです。
「なんとか見つけたいという気持ちで作業していたが狙ってやれるもんじゃない。
これで励みができた」

「1次発掘も参加させてもらったが、みんなに迷惑をかけんうちに自分で定年を決
めよう。2次の発掘は参加するのを止めよう」と思っておられたそうです。しかし、1
次発掘の仲間から「やろう!まだやれる!」と誘われ、第2次発掘作業に参加。


(写真3:記者に囲まれた村上さん)

「発掘のメンバーは、とてもいい人たちばかりで楽しい」と大勢の記者に囲まれ笑
顔の村上喜利さんでした。

隠花植物の世界へ

2008年1月20日

人と自然の博物館企画展 
 「クリプトガミック・ボタニー〜隠花植物の不思議な世界」
 開催期間 2月23日(土)〜8月20日(水)

 シダ,コケ,菌類,藻類など,花をつけない隠花植物にもたくさんの種類が
あり,私たちの生活に深く関わっています.このような隠花植物の美しく不思
議なかれらの姿を、多角的に紹介するのが今回の企画展のねらいです.


(写真:兵庫県で見られる隠花植物たち)

キノコ染めや食品,園芸,アクアリウムなど,私たちの生活との関わりについ
てもやさしく紹介しています.企画展のために新たに撮影されたビデオには,
小さな体に秘められた予想外の激しい動きなどの特選映像が満載です.
これまで気づかなかった不思議な自然の世界をぜひご覧ください.


(写真2:「窟屋の金水(いわやのきんすい)」藻類ヒカリモ)

 また、企画展開催期間中に,以下の講座・イベントが開かれます。
いずれも入館料のみ必要となります。

●企画展講座「こけ・しだ・きのこ その不思議と美の世界」
2008年5月11日(日曜) 午後1時半〜3時半
定員80名
会場:人と自然の博物館4階 大セミナー室
申し込み方法:氏名、年齢、住所、連絡先をご記入の上、「企画展講座受講
希望」と明記して、はがき、FAXまたはEメールでお申し込みください.

●ギャラリートーク 毎月第三日曜 14時〜14時半(事前申し込み不要)
 展示制作を手がけた研究員が企画展示の見どころをわかりやすく解説します.


自然・環境評価研究部 秋山 弘之

ひとはく2008

2008年1月20日

ひとはくへ来たことがありますか?ひとはくのイベントに参加したことがありますか?
もし、あなたがひとはくを名前でしか知らない人だったら、あなたはだいぶ損をして
います。

2007年のひとはくは恐竜化石でテレビや新聞に度々紹介されました。まだ人の祖
先のかけらもなかった1億3、4千年前に、日本列島をノッシノッシと歩いていた巨大
な動物が、化石のすがたで語りかけてくれるのです。すばらしい機会です。

化石で知名度を上げましたが、ひとはくのお宝はこれだけではありません。テレビや
新聞が知らない楽しみを発見するのはあなた自身です。ひとはくは誰でも楽しめる材
料を山ほど準備して、あなたが人生を豊かにするのをお手伝いします。
ジャングルに咲くラフレシアを見ませんか?


里山の生活が失われるってどういうことか、ちょっと考えてみませんか?
日本の自然はどのような進化の結果今のすがたをとるようになったか、わたしたちの
生活がその自然とどのように共生しているか、しばらく実体験をしてみたら?

2008年は、あなたがひとはくで生きることの歓びを満喫する年であってほしいです。

人と自然の博物館長 岩槻 邦男

ツチノコ発見か??

2008年1月19日

顔

 昨年の暮に姫路市の前川さんが山道でツチノコを発見したというお電話がありました。写真を送っていただくと胴回りが太くて、全長が75cmと大物。確かに、聞き伝えられるツチノコに似ています。本州にはヘビが8種類しかおらず、体型から考えるとマムシだろうと思いました。が、マムシは大きくなっても60cm程度なので、どこか様子がおかしい点が気になりました。

前川さんのご自宅に伺い、直接確認させていただくとやっぱりマムシではありません。私もこれまで見たことがないヘビだったのですが、調べてみるとパプアニューギニアあたりに生息している“ボア”の仲間のようでした。見た目では、バイパーボアというヘビに一番似ているように思います。

頭が砕かれて死んでいた、ということですが、なぜ山道で見つかったのでしょうか。ペットとして飼いきれなくなり頭を砕いて捨てた、というのが私の推測です。最近、「リョーハ」(両爬:両生類と爬虫類)という名前が有名になるくらい、海外の両生類と爬虫類をペットとして飼うことがブームになっているようです。両生類では、ペットのカエルを捨てることでツボカビ(両生類の伝染病)が広がってしまうといった大きな問題もあります。きちっとしたマナーのもとで、生きものを飼育していただけるといいのですが。

頭胴回り

全身


田口勇輝(自然・環境マネジメント研究部)

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