人と自然の博物館では毎年2月11日に、各地域でひとはくの研究員と連携して様々
な活動を行っているグループや個人による日頃の研究や活動成果の発表の場とし
て、「共生のひろば」を開催しています。
一昨年に始まり、今年で3回目となりました。発表の数は年々増加して、今回は口
頭発表が19件、ポスターや作品の展示などによる発表が26件にもなっています。
参加者数も一般の聴講者を含めては200人を超えるほどになりました。昨年までは
博物館4階の大セミナー室で大勢の立ち見に囲まれなが発表が行われていたので
すが、今回は参加者のさらなる増加が予想されたため、思い切って会場をホロンピ
アホールとしました。そのせいか聴講者もゆったりと発表に集中することができたよ
うです。
発表会終了後に行われた茶話会では、特に優秀な発表に贈られる館長賞が口頭
で2件、ポスター・展示で1件、ユニークな発表に対して贈られる名誉館長賞が口頭、
ポスター・展示各2件に贈呈され、多くの参加者の拍手を浴びていました。
古谷 裕(自然・環境評価研究部)
2月22日博物館にはばタンがやってきました。
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企画展示室にて
はばタン「ねぇねぇ、秋山先生。クリプトガミック・ボタニーってなぁに?」
秋山研究員「隠花植物といって花の咲かない植物なんですよ。」
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高橋研究員が収蔵庫を案内しました。
はばタン「シカの剥製だ〜」
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化石工房前
ひとはく博士「古谷研究員、肉眼で見えない化石の研究ですね。」
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化石のレプリカづくりにはばタンとユミお姉さんが挑戦。
はばタン「春名先生、完成しました!」
春名先生「はばタン、うまく出来たね。」
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はばタン「フロントスタッフの高瀬さん〜1階を案内してください〜」
高瀬さん「大昔の生きものの化石がたくさんあるよ。
はばタンが知っている化石はあるかな?」
この様子は、3月1日(土)午後5時45分〜6時の「はばタン便」で(サンテレビ)
放映されます。
みなさん是非見てくださいね〜。
「氷ノ山彷徨」
・土曜・日曜とお仕事に専念して、月曜日にかける。
・2008年2月25日(月)3:00起床、3:30出発。篠山小雪道路凍結真っ白。舞鶴道真っ白。
・豊岡道雪横殴り、トロトロ40km、和田山雪。若杉峠雪、戸倉峠雪激しい。
・山女魚茶屋の引き込み林道が除雪してない。仕方ない、国道29号の膨らみに駐車。
・山女魚茶屋までの国道、融雪機全開、こんなアホナ、横からシャワーや、雪壁で避けられない。
・跨ぎ飛び越え、ほうほうの態で山女魚茶屋へ、閉鎖のよう。
・土日のトレースがあるはずと期待してたけど、全くない、へこんでもない。これは無理かも。積雪2mに新雪50cmほど。
・雪は降り続く。6:00夜明けとともに出発。ラッセル膝、雪質は軽い軽いパウダー、気温マイナス五度。
・7:00屈曲部、9:30峠林道はずれ尾根へ。雪は小止み、単独膝ラッセルでは行きつかんだろう。
・10:30に1300m台地に到着、薄日が差したり、ガスに入ったり小雪。前方三の峰は真っ白。
・笹も潅木も全くなし、いつも出来ている難儀な風紋もなく、硬雪の上に20cmのパウダー。
・11:45三の峰着、氷ノ山はまだ遠い、ガス薄日小雪、視界はまずまず、GPS順調。どうするか。
・決行、鞍部まで直ぐ。快調に鞍部の雪庇を巻き、ピークを巻き。
・13:00山頂着、扇の山が前方に、鉢伏スキー場が眼下に。薄日寒いガス・小雪から晴れだす。
・13:30シールを外し出発、あっという間に鞍部。シール付け、登り返し。
・14:30三の峰・避難小屋に戻る。スノーボーダー二人が若桜スキー場から。
・直ぐに出発、シール外す。真っ白の台地を一直線、ヒヤー最高、パウダー20cm。体感時間10秒。
・14:40ブナ林到達。15:10林道に出る。ここからが誤算、雪の表面が凍って抵抗となり滑らん。
・林道30分の心つもりが、一時間以上を要す。
・16:30山女魚茶屋、16:45車帰着、天気晴れ。
・身体を苛めてくたくたで快調、我が家でのエビス大ビンビール二本が沁みこむ。最高の「氷ノ山」でした。
・氷ノ山の肩に少々いびつなシュプールが。登山靴ジルブレッタ。プラブーツでは恐らく行き着かんでしょう。
・山スキーの真髄は「直滑降」にあり、三の峰滑降は痛快であった。
田中哲夫(自然・環境マネジメント研究部)
2月17日に今年度3回目となる(1回目と2回目は11/11と12/23に実施しました)
ひとはくサイエンスショーを実施しました。
当日のブースの様子をご紹介いたします。
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「うわ〜出来上がったミカン食べたいよ〜」
缶詰のミカンに挑戦!(柏原高校 尾松先生)
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可愛いひな人形が出来ました。
まゆ玉でつくるひな人形(宝塚高校 篠谷先生)
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牛乳パックで挑戦!逆さビデオカメラづくり 公園模型をつくろう
(ひとはく 赤澤研究員) (ひとはく 嶽山研究員)
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すご〜いっ。聞き応え十分の音楽隊!
ロボット音楽隊 (ピーエルオートテック株式会社 田口先生)
前回の2回とは異なる内容で実施。
1,000人近くのお客様にご来館いただきました。
来年度の開催は、2月15日(日)です。
詳しくはホームページもしくは、生涯学習課サイエンスショー担当まで。









