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12月2日(日)Kidsサンデーの一日、
Kidsひとはく大使に密着取材を行いました。

Kidsひとはく大使は20周年を迎えた ひとはくのPRと、

Kids向けプログラムのモニターを担う大使です。

121202Kidstaishi_ichinichi (2).JPG

取材に協力してくれたのは小学2年生の なおと大使。
大使は昆虫などの生きものや化石が大好き。
ひとはくデビューは なんと 4才!
科学館や理科が大好きなお父さんに連れてきてもらいました。

それでは、なおと大使の一日に密着!

11:30 
ひとはく到着&キッズ館長スタート!
この日、尚人大使は キッズ館長 に任命されました。
(※キッズ館長はKids大使登録者のみの特別プログラムです。)
待ち時間は、恐竜の研究に熱中。

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館長室での記念撮影、収蔵庫棟の巡回、3階入口でのあいさつなどの

キッズ館長の仕事をしっかりつとめあげました。

121202Kidstaishi_ichinichi (22).JPG  121202Kidstaishi_ichinichi (3).JPG 

121202Kidstaishi_ichinichi (24).JPG  121202Kidstaishi_ichinichi (25).JPG

12月2日のKids館長全体の実施の様子はコチラ

12:40 
館長の仕事が終わり、大使はクリスマスムードいっぱいの
ひとはくサロンで昼食&休憩。

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大使はゆっくり休憩してるかな?と思ったら・・
取材スタッフは図書コーナーで読書中の大使を発見!(スクープ写真がとれず、残念!)


ひとはくサロンの図書コーナーには、
自然や科学に関する子ども向けの絵本や図鑑もあります。

121202Kidstaishi_ichinichi (1).JPG

13:30
プログラムとにらめっこして、数多くのプログラムの中から
参加するプログラムを 決定!

まずは10月にオープンした 2階 『ひとはく多様性フロア』をチェック。
お家で飼っている「ヒラタクワガタ」の拡大模型を発見し、
もう くぐらずにはいられない!

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『収蔵庫体験ラボ』では、蝶や化石の展示にワクワク感が高まります。

121202Kidstaishi_ichinichi (4).JPG 

13:45 
最初に参加したのは、化石博士の古谷主任研究員による オープンセミナー
『いろいろな化石を 見よう 触ろう』。

実体顕微鏡の使い方を研究員から直接教えてもらいます。
博士:「はっきり見えるところで止めてね。」

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大使:「あ!見えた―」

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肉眼で見るのは難しい小さな生きもの
「放散虫(ほうさんちゅう)」化石を発見!

 

つぎは・・・大昔の生きものたちの本物の化石をさわって大興奮!
なおと大使は、化石博士にたくさん質問しました。
大使:「これは なんてていう生きものですか?貝?」
博士:「これは古生代の海に多くいた腕足類(わんそくるい)ですね」

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大使:「これはアンモナイトですか?」
博士:「そうです。他の化石も入っていますよ」

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14:15
本物の化石に触った興奮が冷めやらぬ大使は
ミュージアムショップで 大事なおこづかいをはたいて、化石をゲット。
ひとはく20才のバースデーケーキ前で満面の笑みでポーズ!!  121202Kidstaishi_ichinichi (11).JPG                        うれしさがにじみ出ちゃってます!

14:30
4階実習室では人と自然の会による
『牛乳パックでパクパク人形をつくろう』、『どんぐりであそぼう』が開催中。
どんぐりのけん玉、やじろべぇ、コマ、どんぐり掴みなど
どんぐりあそびを楽しみました。

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なかでも大使がはまったのは「どんぐりつり」。

121202Kidstaishi_ichinichi (15).JPG 「なかなかつれないな〜」

14:45
サロンでは布野研究員によるオープンセミナー
「日本に暮らす鳥たちの不思議」がオープン中。
ウサギやネズミのふわふわしている はく製をさわりたくて うずうずした大使。ここはガマン!

121202Kidstaishi_ichinichi (16).JPG  121202Kidstaishi_ichinichi (17).JPG

15:00
いよいよ大使が楽しみにしていた フロアスタッフによるイベント
「ひとはくモビール〜クリスマスバージョン〜」がはじまりました。

121202kidstaishi.JPG 

最初に移動博物館車「ゆめはく」のお話を聞きます。

「ゆめはくには 昆虫の標本などが展示できるんですよ!」「乗ってみたーい!」

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細かい作業があるので、親子で協力して作ります。

 

121202Kidstaishi_ichinichi (28).JPG「ゆめはく」のミニチュアが

ゆらゆら揺れるモビールが完成しました。

 

 

 

 

 

 

 


終了後は部屋の片づけを手伝ってくれました!

121202Kidstaishi_ichinichi (29).JPG「よいしょ!よいしょ!」

最後にいくつか質問させてくださーい!
Q:「今日一日を思い出して、何が一番面白かったですか?」
大使:「本物の化石に触ったこと!ザラザラしてたよ!」

121202Kidstaishi_ichinichi (10).JPG
何億年も前の 生きものの手触りを感じたんですね!すごい!

Q:「ひとはくで一番好きな場所はどこですか?」
大使:「深田公園!!今からカマキリ探しに行くんだ!」

理由を聞くと、6月に昆虫博士の沢田研究員と一緒に博物館の周りの
深田公園を探検したイベント、『ふかたん』で見つけた
赤ちゃんカマキリのその後を確かめに行くとのこと。

                       →実施の様子はコチラ
深田公園の自然の変化もひとはくの魅力の一つですね。

16:15
いってらっしゃーい!大きなカマキリが見つかりますように!

121202Kidstaishi_ichinichi (30).JPG

一日をふりかえると、本物の標本(はく製や化石)や、ひとはくの研究員、

自然やひとはくの楽しさを伝える皆さんとの たくさんの出会いがありました。

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121202Kidstaishi_ichinichi (13).JPG   121202Kidstaishi_ichinichi (21).JPG  

ひとはくではKidsサンデー以外も 土日を中心に
キッズが楽しめるイベント、オープンセミナーを開催しています。

予定はコチラから!

なおと大使と保護者の皆さま、取材へのご協力本当にありがとうございました!

121202Kidstaishi_ichinichi (19).JPG                               (キッズひとはく推進室 たかせゆうこ)

 

 

 

ユニバーサル・ミュージアムをめざして19

 

霊長類学者がユニバーサルな事を考える理由−2

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

 

 

 

Humphrey_1998.JPG 

左は3万年前の洞窟壁画、右は3歳の自閉症の女の子が描いたウマの絵。左がウマを写実的にとらえていることは有名だが、右の絵もたいへん写実的で、生き生きとウマの姿をとらえています。  Nicholas Humphrey (1998). Cave Art, Autism, and the Evolution of the Human Mind. Cambridge Archaeological Journal, 8, pp 165-191.  doi:10.1017/S0959774300001827

 

 

 霊長類学(れいちょう・るい・がく)が描くヒトの姿と、現実の社会的な人間の姿は、ずいぶん違うことがあります。発達障害者の精神活動もそのひとつです。

 

 霊長類学では、ヒトは狩猟採集(しゅりょう・さいしゅう)生活につごうが良いように進化したと考えます。たとえばヒトのからだは霊長類としてはきょくたんに毛が少なかったり、大量の汗をかいたりしますが、これはサバンナで獲物(えもの)を追う時、暑い中で体温調節をするためにそうしているのだと考えています。またお尻に脂肪を蓄(たくわ)えたり、ほ乳類の中でも太りやすかったりしますが、これも獲物が捕れない時の飢餓(きが)にそなえての事だと思います。狩猟生活では、いつも獲物(えもの)が捕れるとはかぎりません。そんな時は木の実や貝の採集で食物を得るのですが、それでも狩猟生活はヒトの進化に大きな影響を与えたのです。

 

 そのような大昔の狩猟採集生活を想像させる痕跡が洞窟壁画(どうくつ・へきが)です。洞窟壁画はスペインのアルタミラやフランスのラスコーのものが有名です。氷河時代に描かれたものだそうです。そのような壁画は、「霊魂(れいこん)の意志」を伝える(と信じられていた)シャーマンが描いたものだと考えられています。進化心理学の立ち場からヒトのよって立つ位置を考えた人として有名なニコラス・ハンフリー(Nicholas Humphrey)は、そのような大昔の洞窟壁画が現代の幼い少女の絵にそっくりな事を知って、本当におどろいたそうです。少女は自閉症だったのです (1)

 

 大昔のシャーマンは自閉症、つまり発達障害だったのかもしれない。自閉症者だから、おおぜいの人がざわざわしていると緊張して思った事が言えなくなるのだが、普通の人には思いもつかない「霊魂(れいこん)の意志」を翻訳できる(と自分でも信じている)。それを落ち着いた場所で誰か仲介者に話して、人びとに伝えてもらったのかもしれない。

 

 ハンフリーが見た幼い少女は、ことばの出ない3歳の子どもでした。でも、その子の描いた絵は「3歳の子どもの絵」には見えませんでした。わたしたちの周りの「3歳の子どもの絵」と較べてみて下さい。その絵には、走り、跳ねるウマが描かれています。3歳の子どもの絵によくある、横から見たウマの絵だけが描いてあるわけではありません。自閉症児とか発達障害児と呼ばれる子どもには、普通の子どもにはない、すばらしい才能があることがよくわかります。ハンフリーは、それを大昔のシャーマンの能力と較べてみたのでした。ただ、この3歳の女の子は、そのすばらしい絵を描いたあと少しずつことばを身に付け、普通の子どもに近づいていったそうです。

 

☆   ☆

 

 現代に生きる狩猟採集民も、発達障害のひとつ、ADHD(注意欠陥/多動性障害)の遺伝子を持つ人が有利なのではないかと疑った人がいます (2)。毒ヘビや大型の肉食獣の危険は、いつ降りかかってくるかわからない。襲われた時にはすばやく身をかわさなければならない。その一方で獲物が見つかったら、根気よく追跡し続ける事も必要です。追跡し続ける事はけっして辛い事ではなくて、楽しくてしかたがないことなのです。このような狩猟のイロハは、ADHDに有利だと言うのです。

 

 現代のわたしたちはどうなのでしょうか? 現代人は狩猟採集民のようなキャンプ生活ではなく、定住生活が大勢(たいせい)を占めています。そもそも、現在ではピグミーやブッシュマンも小学校に行き、字や算数を習っているのです。今は、昔のような狩猟採集生活は少なくなりました。

 

 現代生活の基本は農耕だと思います。農耕には定住が必要です。芋は種芋を植えるだけではなく、芋が育つ雨と時間が必要です。その農耕をいつも変わりなく行うためには、どこまで木を伐(き)って畑にするかといった計画性も大切です。農耕には、狩猟採集とは異質の才能が必要なのです。そして、狩猟採集時代には重宝した(だろう)自閉症やADHDの人に秘められた力は、「発達障害」という枠(わく)でくくる医療行為の対象になってしまいました。でも、狩猟採集生活をほとんど止めてしまった現在でも、ヒトに体毛が少ないとか、太りやすいとかいった性質が残っているように、「発達障害」の才能を持った人は今でもたくさんいるのです。

 

 臨床精神科医の杉山登志郎さんは、『発達障害のいま』という本 (3) の中で、「発達障害」と呼ぶのは、もう止めようと言っています。現在では発達障がいの事を「自閉症スペクトラム障害」と呼びます。その意味は、誰のこころにも大なり小なり自閉症の傾向はあるもので、スペクトルのように普通の人と自閉症者はつながった存在だからです。「発達障害」という言い方は、なにか特別な人がいるように聞こえます。その上「障害」と言ってしまうと、その人はまるで「社会の害」になっているみたいではありませんか。そこで「発達障害」に代わって「発達凸凹(でこぼこ)」と呼ぼうと提案したのです。才能のでこぼこは誰にでもあるものだからです。

 

 同じく臨床精神科医の青木省三さんは、『ぼくらの中の発達障害』という本 (4) の中で、やはり自閉症スペクトラム障害という考え方を支持し、世の中には、(健常者ならぬ)定型発達者と発達障害者がいるという考えを勧めています。青木さんも杉山さんと同じく、何とか「発達障害者」で表される「特別の人」という誤解を解きたいと思ったのです。

 

 しかし、そうは言っても「発達障害者」は現実に存在します。一般の人と「発達凸凹(でこぼこ)」のある人、あるいは、定型発達者と発達障害者という類型化にも、何かの意味があるに違いありません。「類型化」とは連続したものの一部に名前を与える事です。いったいどういうことでしょうか?

 

 青木さんは、色のスペクトルと「赤」とか「青」とかの色のとらえ方を例にあげて説明しています。つまり、ある波長の色を「赤」ととらえるか「オレンジ」ととらえるか、「青」ととらえるか「緑」ととらえるかは、文化によって変わるのです。必ずしも波長の長さ・短さによるのではありません。経験によって変わる主観的な現象です。

 

 わたしは、なるほどと思い、うなずきました。人(あるいはヒト)の発達のようすは連続的なものでありつつ、同時に個別のものでもあるのです。青木さんは、「発達障害を持つ人は、定型発達の人とは、異なった物の見方や考え方や振る舞い方をする人、即(すなわ)ち異なった文化を生きる人」だととらえ、「異なった文化に敬意を払い、対等な一つの文化として理解しようとする姿勢」が、共に同じ社会で生きていく時には大事なのだと語っています。

 

☆   ☆

 

 このように臨床精神科医は自閉症スペクトラム障害という考え方で、連続しつつ個別でもあるという、例えるなら〈人種〉と同じように発達障がいをとらえているのです。しかし、教育者の考え方は硬いように感じます。医者は「個別の人」として患者をとらえているが、学校の先生は子どもをクラスの中の大勢、すなわちマスとしてとらえがちだといった意見を聞いた事があります。すべての医者が患者を「個別の人」と見なし、すべての教育者が子どもをマスと見なしているとは思いません。でも学校現場には、どうも子どもを医療に預けてしまえば、それからは、たとえ子どもが自分の前にいたとしても親身に関わろうとはしないという悪しき傾向があるように感じるのです。このことは青木さんも指摘していましたし、わたしは、それが「発達障害児の(病状の)類型化」 (5) に現れているように思ったのです。

 

 農耕という豊かで計画性に満ちた生活は、人類史のレベルでは、たかだか1万年前に始まったばかりだと言います (6)。人類史を一年間の暦(こよみ)にたとえるならば、農耕が始まったのは昨日の事か、ひょっとしたら数時間前のできごとかもしれません。農耕が始まるまでの数百万年間は、延えんと狩猟採集生活が続いたのです。「異なった物の見方や考え方や振る舞い方をする人」がいる事は当然です。だれもかれもが「定型発達の人」ばかりになったとしたら、かえって気持ちが悪いはずです。それはまるで人間像のコピーだからです。

 

 この「気持ちが悪い」という感覚が理解できるかどうかは、ひょっとして、ユニバーサルなものを創り出す動機まで左右しているのかもしれません。

 

 次に続きます。

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(1)  N. Humphrey  (1998)  Cave Art, Autism, and the Evolution of the Human Mind.  Cambridge Archaeological Journal 8:2, pp. 165-191

http://journals.cambridge.org/action/displayAbstract?fromPage=online&aid=3070628

 

(2) たとえば、T Hartmann, P Michael (1997)  Attention deficit disorder: A different perception.  http://www.citeulike.org/group/266/article/430116

 

(3) 杉山登志郎 (2011) 『発達障害のいま』(講談社現代新書 2116http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2881160

 

(4) 青木省三(2012)『ぼくらの中の発達障害』(ちくまプリマー新書 189http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480688927/

 

(5) 文部科学省初等中等教育局特別支援教育課 (平成24125) 通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果について.

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/material/__icsFiles/afieldfile/2012/12/05/1328849_01.pdf

 

(6) 浅井健博(2012) 「耕す人・農耕革命〜未来を願う心〜」pp. 221-318, NHKスペシャル取材班『ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか』, 角川書店.

http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201012000174

 

 

 

三谷 雅純(みたに まさずみ)

兵庫県立大学 自然・環境科学研究所

/人と自然の博物館

寒さが厳しくなってきた今日この頃。
しかしKids大使たちは寒さに負けず、元気に館長のお仕事をしてくれました!

12月2日(日)のkids館長を務めてくれたのは10人の子どもたち☆


まずは館長室で記念撮影。
みんないい笑顔!

P1040148.JPG      20121202キッズ館長

20121202キッズ館長      20121202キッズ館長

20121202キッズ館長      P1040171.JPG

 

 

小学生の館長にはひとはくのPRコメントをもらいました。

 

20121202キッズ館長

Q.ひとはくのどんなところが好きですか?
くれあ館長:蝶々がいっぱいあるところです。  


 

20121202キッズ館長

Q.ひとはくのPRをお願いします!
うい館長:人と自然の博物館に来ると、恐竜の化石について学べるよ。
コウノトリの事もよ〜くわかるよ。ミツバチの秘密もわかるよ。
みなさんもひとはくに来て、生き物の事をたくさん知ろう!

 

 

20121202キッズ館長

Q.ひとはくでしたこを教えてください。
ほのか館長:いろんなことを調べたりしたいです。


 

 

20121202キッズ館長

Q.ひとはくで楽しかったことは何ですか?
なおと館長:ひとはくフェスティバルです。

 

 

前半のチームは本物のひとはくの館長、岩槻館長がご在室だったので一緒に写真を撮りました。

  20121202kids館長 20121202キッズ館長 20121202キッズ館長

 

 

 

 では、館内のバックヤード巡回に出発ー!

  20121202キッズ館長

 

「ここからバックヤードに入ります。
みなさん、準備はいいですか?」

 

 

 

 

 

 

まずは図書室へ行ってみましょうー♪

 

20121202キッズ館長

 

 

   「うん?このボタンはなんだろう…」

 

 

 

 

 

 

 

「本がいっぱいだー!」                          「この本がおもしろそうかな♪」

20121202キッズ館長

20121202キッズ館長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20121202キッズ館長

みんなで選んだ本を読んでよう!

 

 

20121202キッズ館長

20121202キッズ館長

 

 

 

 

 

 

           「これなーに?」                    「きれいな蝶々…!」

 

 

 続いて収蔵庫へ行きましょう。

収蔵庫の中には、ひとはくの宝物がいっぱい!

 

 

20121202キッズ館長

 

 「ここで足の裏についている虫を取ってください。」  

 

収蔵庫に入る前には、虫などの混入を防ぐために、粘着シートで靴底をきれいにしてから中に入ります。 

 

 

 収蔵庫の中では鳥のはく製を見ました!

 

みんな鳥のはく製に興味深々♪ 20121202キッズ館長 20121202キッズ館長                         「大きな鳥!かっこいい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

次に、いろんな荷物を置いている荷解き場に行きました。

 

20121202キッズ館長     20121202キッズ館長

 「いろんな物が置いてあるな。あっ!ゆめはくだ!」        「ここから外に行けんるんだね。」

 

さぁ、最後は、一番大切なお仕事、お客様のお出迎えです☆

 


20121202キッズ館長    20121202キッズ館長

  ただいま、本番に向けて練習中!               「上手にできるかな…」

 

 ドキドキ、緊張しながら本番です。

20121202キッズ館長

 

 

あっ、お客様が来られました!

 「いらっしゃいませ!こんちには!」 
20121202キッズ館長

 

チラシも上手に渡せたね☆

20121202キッズ館長

大きな声で元気よくお客様にあいさつができましたね!

お客様のお出迎え、大成功です!

 

 

みなさん、kids館長のお勤め、ありがとうございました!

次回は1月6日(日)のkidsサンデーに大使に活躍してもう予定です☆

 

 (キッズひとはく推進室 ほそかわ まりえ)

12月8日(土)ひとはくで、このような集会が開かれます。
学会会員外の方も聴講できますので、この機会に、のぞいてみてください。

日本昆虫学会近畿支部2012年度大会・日本鱗翅学会近畿支部第146回例会

(昆虫学公開研究発表会)

 

 

※ 受付は10:00から、本館4階大セミナー室前で行います。

※ 学会会員以外の方も聴講できます。観覧券(大人200円)を購入して入館し、受付で参加費(1人50円:茶菓代充当)をお支払い下さい。

※ お申込・問合せ先:兵庫県立人と自然の博物館 八木 剛

電話079-559-2001、E-mail: yagi(アット)hitohaku.jp

日時 2012年12月8日(土)10:30−17:30(10:00受付開始)

会場 兵庫県立人と自然の博物館 大セミナー室(兵庫県三田市)

 

プログラム

研究発表 

10:30 1 カワウの巣の昆虫相/八尋克郎1・亀田佳代子1・那須義次2・村濱史郎31滋賀県立琵琶湖博物館・2大阪府病害虫防除所・3株式会社野生生物保全研究所)

10:45 2 琵琶湖竹生島のカワウの巣の鱗翅類/那須義次・村濱史郎・大門 聖・八尋克郎・亀田佳代子

11:00 3 オオヒロズコガ(ヒロズコガ科)に近縁な国内未知種/○長田庸平・坂井誠*・広渡俊哉 (大阪府大院・生環  *共生科学)

11:15 4 ツマグロケンヒメバチとその近縁種における分類学的諸問題/○伊藤誠人・渡辺恭平・前藤 薫(神戸大院・農)

11:30 5 DNAバーコーディングによって発見されたハラボソコマユバチ属Meteorusの1新種/○藤江隼平・前藤 薫(神戸大・農・昆虫多様性)

11:45 6 マイマイガに寄生するチビアメバチ2種とその高次寄生蜂、およびマイマイガを利用するヒメバチ上科に見られる繭形態の多様性/渡辺恭平(神戸大院・農)

12:00〜13:00  <休憩>

研究発表 

13:00 7 ガガイモ科の送粉系に関する知見(その4):イケマへの飛翔性訪花者は送粉に貢献しているのか?_コハナバチ・マルハナバチ・蛾類、および、アリ類の間での、送粉関連形態ならびに訪花行動についての比較考察/濱西 洋(三田市)

13:15 8 クロヤマアリを誘引するカラスノエンドウ上の奇妙な種間相互作用/笠井 敦(京都大学大学院農学研究科)

13:30 9 クルミホソガ Acrocercops transecta (鱗翅目:ホソガ科) のホストレース間での寄生蜂相の比較/○河村友裕・大島一正(京都府大・生命環境)

13:45 10 ギンケハラボソコマユバチの体色の異なる2系統における日周活動性の比較/○藤井智浩(神戸大・農)・西村卓真・前藤 薫(神戸大院・農)

14:00 11 ホソヘリカメムシが飛翔時に示す光走性の解析/○名和厚樹・後藤慎介・志賀向子(大阪市大・院・理)

14:15 12 セスジアメンボ Limnogonus fossarum fossarum の餌条件を統一した飼育手法の確立/○広岡佑太,大島一正 (京都府大・生命環境)

14:30 13 ヤママユが食べて糞をする植物と全く囓らない植物の差は何?/寺本憲之(びわ湖の森の生き物研究会)

14:45〜15:45  <ポスターセッション・休憩・収蔵庫見学>

P1 外来昆虫ヘクソカズラグンバイの四国における分布拡大(第3報)/○加藤敦史(東大阪市)・山田量崇(徳島県立博物館)

P2 ヨコヅナサシガメの配偶行動とその化学因子/〇坂田大介・薬丸亮太・秋野順治(京都工芸繊維大・生物資源フィールド科学教育研究センター)

P3 寄生蜂のSSR解析のための羽化繭からのDNA抽出方法/梅基弘宣・西村卓真・前藤 薫(神戸大院・農)

P4 クロヤマアリ巣仲間認識に対する巣間距離の影響/坂田惇一・秋野順治(京都工芸繊維大・生物資源フィールド科学教育研究センター)

P5 ツノヤハズモドキの多様性/沢田佳久(兵庫県博・昆虫共生)

P6 エゾスジグロシロチョウの香気成分の経時変化/棚橋一郎(大阪工業大学)

展示 ジナンドロモルフのスズムシの行動/兵庫県立人と自然の博物館

15:45 14 アカハネオンブバッタの近畿地方への移入と分布拡大/河合正人1・市川顕彦1・冨永 修1・森 康貴1・西口栄輔1・伊藤ふくお1・金沢 至2・加納康嗣1・○松本吏樹郎21日本直翅類学会・2大阪市立自然史博物館)

16:00 15 関西での冷温帯性キジラミの新知見、特にヤマオオトガリキジラミとキハダヒメキジラミについて/宮武頼夫(橿原市昆虫館友の会)

16:15 16 海岸性甲虫類と海浜の面積および孤立度との関係/○河上康子(高槻市)・村上健太郎(名古屋産業大学)

16:30 17 聟島列島の異翅半翅類相/○伴 光哲(エー環境研究所)・岸本年朗(自然環境研究センター)

16:45 18 ブータンの蝶類について/渡辺康之(日本鱗翅学会)

17:00 19 マダラチョウ類の越冬地を求めて−台湾蘭嶼島と香港−/金沢 至(大阪市立自然史博物館)

 

 

12月の星座が一番きれいだと……聞いたことがあるような(o^^o)

そして、今年も「ふたご座流星群」がやってきます。

極大が予想されているのは、1214()の朝8時頃だそうです!!

何っ!!  もう太陽がでているではないか!!

 

ご安心ください。13日から14日にかけては新月なので、一晩中よく見えるハズです(o^^o)

図でわかりますでしょうか?ちょうど真夜中の0時頃に「ふたご座」は南の空のてっぺん近くにあります。

で、その近辺が「放射点」といって、流星の中心ということで「ふたご座流星群」と名前がついていますが、空のどこを見ても見えますので、ご安心を。

暖かくして寝っ転がって、夜空全体を見るのが一番いいですね。できるだけ地表の人工光の少ない場所がおすすめです。猪名川町には「猪名川天文台」という施設もあるそうです。

    ちょうど鉄塔の左あたりに、一つ写っています。

  

星がグルグル(@_@)写真を撮る時に、何分間もシャッターを開放した状態で撮影しますが、さらにその画像をつなぎ合わせると、星がグルグルまわっているのがよく判ります。最近のデジタルカメラならお手軽にこんな写真も撮影できます。興味のある人は是非一度トライしてください!!

 

 

くれぐれも風邪をひかれませんように  

 

この2枚の写真は、2011.12.15のふたご座流星群の時に、多可郡多可町内で撮影したモノです

 

 

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