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年に一度、古生物学者なら誰でも知っているSociety of Vertebrate Paleontology
という国際学会が開かれます。
08年度は、アメリカのオハイオ州クリーブランドで、10月15-18日の4日間開催され、
三枝研究員と私は、丹波の恐竜化石など自身の研究について発表してきました。
丹波の恐竜化石の世界デビューです。

学会の参加者は総勢約1000名、発表者は約700名と数字だけみてもとても大きな大
会であることがわかります。
大会は町で一番大きなホテルを借りきって行われました。


写真�@(口頭発表の会場)

上の写真は口頭発表の会場です。何百人とはいる大会場で口頭発表が行われ、
一番後ろに座ると発表者の顔が見えません。最終日にはこの会場でパーティ
も行われます(パーティでは、みなさんそれぞれに着飾ります)。


写真�A(ポスター発表)

今回私たちは、上の写真のようにポスターで研究成果を発表しました。このポス
ター会場では、お酒やスナックが振舞われ、世界中の古生物学者が交流を深め、
研究についての情報交換が行われます。
私が最初大会に参加した時、「発表中になぜお酒?」と思いましたが、少しお
酒が入ることで、国籍を超えてスムーズにお互いが打ち解けることが出来るよ
うです。

発表の成果も上々で、多くの著名な恐竜化石の研究者が丹波の恐竜化石につい
て興味を抱いているようです。
今後も、随時、研究成果を発表していく予定です。

池田 忠広(自然・環境評価研究部)

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