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篠山層群より発掘された獣脚類恐竜の卵・卵殻化石"ヒメウーリサス・ムラカミイ"のギネス世界記録への認定


 丹波市山南町の篠山層群大山下層より発掘された、小型獣脚類恐竜の卵・卵殻化石"ヒメウーリサス・ムラカミイ"が、世界最小の恐竜類(非鳥類型恐竜)の卵化石としてギネス世界記録TMに認定されました。


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写真1
世界最小の恐竜卵化石(ヒメウーリサス・ムラカミイ=写真左)とギネス世界記録公式認定証
  写真2
世界最小の恐竜卵化石を発見した
研究チームのメンバーら
(写真提供:筑波大学・兵庫県立人と自然の博物館)

1 認定された獣脚類恐竜卵・卵殻化石

 (学名)ヒメウーリサス・ムラカミイHimeoolithus murakamii oogen. et oosp. nov.)

学名の語源: Himeは「小さい、可愛らしい」という意味の日本語、oolithusは「卵の石」という意味のギリシャ語である。murakamiiは丹波竜の第一発見者であり、本化石群の発見や調査に大きく貢献した村上茂氏に由来する。現時点で世界最小の(非鳥類型)恐竜卵化石。

2 認定団体

 「Guinness World Records」(ギネス世界記録:英国本社Guinness World Records Ltd.)
  ※ギネスワールドレコーズの公式サイトは、こちらをご覧ください。

会社概要: 「自身の可能性を追求する人々の刺激になること」を目的に世界一へ挑む人々を奨励するとともに、世界に現れる事象を収集する活動を行っている。(ホームページより抜粋)

3 認定日

 2020年5月23日(論文公表日)
  ※論文については、こちらをご覧ください。

4 記録内容

記録名: Smallest fossilized non-avian dinosaur egg
(和訳) 「世界で最も小さい非鳥類型恐竜の卵化石」
認定証文面: The smallest fossilized non-avian dinosaur egg is approximately 45 x 20 millimetres (1.77 x 0.79 inches) discovered at the Kamitaki Egg Quarry in Tamba City, Hyogo, Japan as described in the journal Cretaceous Research published online on 23 May 2020
(和訳) 世界で最も小さい非鳥類型恐竜の卵化石はおよそ45×20mmの大きさで、兵庫県丹波市上滝卵層から発見されており、2020年5月23日付でCretaceous Research誌の電子版にて記載報告された。

5 今後の予定
  1. 8月29日(土)に、論文の筆頭著者で共同研究者の筑波大学 助教 田中 康平 氏をお招きし、本化石に関する講演会を開催します。(事前申込制)
     ※講演会の詳細については、こちらをご覧ください。
  2. 臨時展示「世界最小の恐竜卵を発見!~篠山層群より発掘された獣脚類恐竜の卵・卵殻化石~」の開催期間中は、3階「丹波の恐竜化石」展示室の一部に関連標本とともに認定証を展示します。
     ※臨時展示の詳細については、こちらをご覧ください。
  3. 本記録は、『ギネス世界記録2021』に掲載される予定です。
    (発売日:2020年11月18日/発行:株式会社角川アスキー総合研究所)

6 担当

 兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境評価研究部 主任研究員 池田 忠広
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