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ひとはくの中瀬館長が令和2年度(第14回)「みどりの学術賞」を受賞することが決まりました

 本館の中瀬勲館長が、「災害復興や多自然居住地域創生のためのみどりを通じたコミュニティ形成に関わる理論の構築とその実践」に関する功績により、下記のように令和2年度(第14回)『みどりの学術賞』を受賞することに決まりましたので、ご報告します。


1 受賞理由
 「災害復興や多自然居住地域創生のためのみどりを通じたコミュニティ形成に関わる理論の構築とその実践」に関する功績

2 認められた功績
 このたび受賞に値すると認められた功績は、「阪神・淡路大震災からの復旧・復興課程におけるみどりを通じたコミュニティ形成」、「多自然居住地域における計画策定や多様な主体が参画する組織づくりと運営」を通じて、みどりを通じたコミュニティ形成にかかわる理論の構築とその実践を通じ、みどりに関わる学術研究の推進とその成果の普及に大きく貢献された点です。

○ 阪神・淡路大震災からの復旧・復興課程におけるみどりを通じたコミュニティ形成 ○

 みどりの保全整備やまちづくりへの多様な主体の参画に関する理論について1960~70 年代のアメリカにおいて開発された理論や手法を、我が国の社会に適した形に再構築を行い、阪神・淡路大震災後の現場でのワークショップ等を通じて、官民協働による復興の先導的役割を果たされました。震災後のみどりに関する調査を指揮し、公園緑地の防災機能や植栽の役割を検証されるとともに、みどりを通じて被災者を元気づける「阪神グリーンネット」の実質的なリーダーとして、行政・学識・コンサルタント・市民グループなど多様な主体が参画するネットワークとコミュニティ形成に取り組まれました。


○ 多自然居住地域における計画策定や多様な主体が参画する組織づくりと運営 ○

 我が国の国土政策の柱の1つである多自然居住地域の創生について、兵庫県を舞台に全国に先駆けて実践されました。多自然居住の推進に関わる学術的・実践的拠点である「兵庫県立人と自然の博物館」において、博物館活動の牽引役を担われるとともに、多自然居住による地方創生の先駆事例である「丹波の森構想」の計画策定や、「県立コウノトリの郷公園」「北はりま田園空間博物館」などの多様な主体が参画する組織づくりや運営について、中心的な役割を担ってこられました。


 このように、自然災害からの復興における地域再生や多自然型居住地域の創生を推進する上で不可欠な、みどりを通じたコミュニティ形成にかかわる理論の構築とその実践を通じて、みどりに関わる学術研究の推進とその成果を広く普及啓発されたことについて、高い評価をいただき、受賞するに至りました。


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   震災後の仮設住宅でのミニ菜園づくり        丹波の森公苑における自生種の植付準備

3 参考
○ みどりの学術賞とは ○
 国内において植物、森林、緑地、造園、自然保護等に係る研究、技術の開発その他の「みどり」に関する学術上の顕著な功績のあった個人に授与する賞。詳しくは、内閣府のホームページをご覧ください。

 内閣府へリンク >> 令和2年(第14回)「みどりの学術賞」受賞者の決定について


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