翅を食べ合うことで「唯一のパートナー」を形成 ― 昆虫で初めて、ペア形成後に侵入者のみを攻撃する行動を実験的に証明 ―
翅を食べ合うことで「唯一のパートナー」を形成
― 昆虫で初めて、ペア形成後に侵入者のみを攻撃する行動を実験的に証明 ―
1 概要
兵庫県立人と自然の博物館の大崎遥花研究員、沖縄科学技術大学院大学の菊池顕生氏、シドニー大学のNathan Lo教授らの研究グループは、沖縄に生息するリュウキュウクチキゴキブリ Salganea taiwanensis ryukyuanus において、雌雄が互いの翅を食べ合う特異な配偶行動(翅の食い合い)によって形成されたペアが、その後、侵入してきた他個体のみを選択的に攻撃し、既存のパートナーには攻撃を行わないことを実験的に明らかにしました。 これは、昆虫において互いに配偶相手のみを特異的に受け入れ、それ以外を排除する「相互に排他的な社会関係」の行動的証拠を実験的に示した初めての研究です。
本研究成果は、英国王立協会の国際学術誌「Royal Society Open Science」に掲載されました。
2 詳細
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3 論文情報
(1)タイトル
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Exclusive aggression against intruders in cockroach mating pairs following mutual wing-eating
タイトル和訳: ゴキブリの配偶ペアは翅の食い合い後に侵入者へ排他的な攻撃を示す」
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大崎遥花 研究員(兵庫県立人と自然の博物館・ノースカロライナ州立大学)
菊池顕生 氏(沖縄科学技術大学院大学)
Nathan Lo 教授(シドニー大学)
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雑誌:Royal Society Open Science
巻・号: Volume 13, Issue 3,1 March 2026
4 問い合わせ先
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兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境マネジメント研究部 生態研究グループ
研究員 大崎 遥花
電話: 079-559-2002









