森と里

兵庫県は、瀬戸内海から日本海にまたがるため、地質的にも気候的にもたいへん多彩な環境をつくっています。ここでは、森林と里山を中心に、県内各地の代表的な自然及びそれらとに、かかわる人間の活動を生物を中心に紹介しています

六甲のアカマツ林  音声ガイドはこちら

六甲山は明治の初期(1900年代ごろ)までは「はげ山」同然でした.その後,植栽(しょくさい)が進められ,現在ではりっぱな森林になっています。二次林(にじりん)および植林としてはアカマツ林,コナラ林,ニセアカシア林などがみられます。ここでは,六甲の代表的な二次林であるアカマツ林を中心に六甲の森林を紹介しています。

六甲の地質

六甲の山々は花崗岩(かこうがん)類でできています。新鮮な花崗岩は硬く,磨くと美しいため石材(御影石 みかげいし)として建物の壁や敷石,墓石などに使われます。しかし,風化を受けた花崗岩はもろく,スコップなどで簡単に崩れてバラバラになります。

kakougan.jpg花崗岩f-kakougan.jpg風化を受けた花崗岩

北摂(ほくせつ)の雑木林(ぞうきばやし)  音声ガイドはこちら

兵庫県下の森林の大半は人の利用によって成立している二次林(にじりん)です。二次林の中の代表的な林として,10年から20年周期で伐採(ばっさい)が繰り返される雑木林があげられます。雑木林は県下全域に分布していますが,なかでも川西市や猪名川町のクヌギ林は木炭や昆虫採集地で有名です。ここでは,雑木林と人とのかかわりや雑木林の昆虫を紹介しています。

氷上回廊(ひかみかいろう)  音声ガイドはこちら

淡路島の照葉樹林(しょうようじゅりん)

縄文時代後期の兵庫県では,低地に照葉樹林,山地に夏緑林(かりょくりん)が広がっていました。温暖な淡路島は南方系の生物をたくさんふくんだ照葉樹林におおわれていました。弥生時代以降,照葉樹林は伐採(ばっさい)され,耕作地やアカマツ林,雑木林に変えられました。ここでは,淡路島に残された南方系の照葉樹林の生物や樹林の関係を紹介しています。

氷ノ山(ひょうのせん)のブナ林

兵庫県の最高峰である氷ノ山一帯には冷温帯の極相(きょくそう)であるブナ林(夏緑林)が残っています。一方,その隣の鉢伏山(はちぶせやま)にはススキ草原が広がり,両山地の景観はまったく異なります。ブナ林とススキ草原という2つの生態系にはどのような差があるのでしょうか。両者の違いを植物相,動物相,地形・地質,土地利用などの点から考えてみました。

瀬戸内のノジギク  音声ガイドはこちら

都市圏(としけん)の自然

都市圏にはさまざまな緑地が創出され,いろいろな動物がその中に住んでいます。動物の中には,都市圏でしか住めないものさえいます。都市に創出された緑地は,私たち人間にとってやすらぎの場であるだけでなく,いろいろな動物にとっての生活の場でもあるのです。多くの人々が集まって住む都市圏でこそ,人間と自然が共生する知恵がより一層大切になってくるといえるでしょう。

森に生きる   池沼と海  上昇する六甲 

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