冬休み特別企画・写真展「植物シモバシラが魅せる氷の世界 -氷をつくる植物,仲間を探そう-」

リーフレットはこちら
1 趣旨
冬の寒い朝、地面でみる霜柱のように、茎から氷をつくる植物は、シソ科のシモバシラがよく知られています。「はたして、これはシモバシラ特有の現象といえるしょうか?」そうした疑問から、他の植物でみられないか、仲間を探してみることにしました。2024年12月~2025年2月にかけて三田市内で栽培観察した結果、シソ科やキク科の植物で氷を確認でき、シモバシラ特有の現象とは必ずしもいえないようです。とすれば、他の植物でも氷をみられる可能性があります。本企画は、冬に身近にある植物の面白い現象に目を向けてもらい、植物の不思議から自然現象に興味をもつきっかけを育んでもらうことが狙いです。その植物の代表としてシモバシラにみる氷は、様々な形をして光があたると繊細でシルクのような輝きを放ち、大きな感動を与えます。今回、その一端を写真展で紹介することにしました。
2 実施概要
(1)期 間:令和7年11月26日(水)~令和7年12月27日(土)
(2)場 所:兵庫県立人と自然の博物館 3階ひとはくギャラリー
(3)展示物:シモバシラの氷写真(20枚)および説明パネル(4枚)
(4)共 催:兵庫県立人と自然の博物館
公益社団法人 日本雪氷学会 関東・中部・西日本支部
3 担当
兵庫県立人と自然の博物館 自然環境再生研究部 藤井 俊夫
電話:079-559-2001(代表)
企画展へもどる









