大学院

国内外をリードする「研究・実践の場」がそのまま、あなたの研究フィールドです。

自然環境の保全や生態系の管理、緑環境や景観などに関心をもつ学部卒の学生がフィールドにでて研究を進めるのはもちろんのこと、これらのことに課題を持つ社会人が自らの職場をフィールドにして研究を進め、修士号を取得することを支援します。

当研究所は、兵庫県立大学大学院の2つの研究科と連携し、大学院生の研究・教育活動に協力しています。

具体的には、下記のような関わりを持っています。

  1. 当研究所の兼務先となっている博物館や研究センターなどが、そのまま自身の学び・研究拠点となります。
  2. 当研究所の研究員があなたの研究をサポートします。
  3. 当研究所で実施されている現在進行形の最新研究を間近で見ることができます。また、サポートスタッフとしての参加可能性もあります。

各研究科の詳細(教育理念・入試情報など)はこちらから

環境人間学研究科(共生博物部門)

人と自然の博物館・森林動物研究センターをキャンパスに、人と自然の共生を図るための実践的な知識と技術を培います。

大学院の入試情報
http://www.u-hyogo.ac.jp/shse/koho/admission/graduate_entrance_guide/index.html
県立人と自然の博物館
http://www.hitohaku.jp/
兵庫県森林動物研究センター
http://www.wmi-hyogo.jp/
共生博物部門の目的

自然環境の保全や生態系の管理などに関心をもつ学部卒の学生がフィールドにでて研究を進めるのはもちろんのこと、これらのことに課題を持つ社会人が自らの職場をフィールドにして研究を進め、修士号を取得することを支援します。

教育方針
【育成を目指す人材像】
  • 行政や企業活動、教育や普及活動などの現場において、
    自然環境や生物多様性の保全と管理に、実務的に寄与できる人材
  • 実践的な知識と技術をもって、細分化された学問体系を統合し、
    包括的な活動を企画し、リーダシップをとることのできる人材
【現場での実践的なトレーニングの重視】
  • 人と自然の博物館で行っている業務を実際に経験しながら、実践的な知識と技術の修得を目指します。
  • まず学生1人1人が、自分のテーマを設定します。そして、実践的な活動(行政支援、シンクタンク活動、セミナー・イベントの実施、展示の作成、資料の保管など)と修士論文の研究をリンクさせたオン・ザ・ジョブ・トレーニングを行います。
【期間ごとに集中して1つの課題に取り組む、テーマ別集中指導型のカリキュラム】
  • 半月で一つの科目を集中的に履修し習得するカリキュラムを組みます。一つのテーマ(2単位)を、計4日間のスクーリングとその指導に基づく自己学習によって、確実に自分のものにできます。 
    (→テーマ別集中指導カリキュラムについて)
【土日だけでも履修が可能な完全な社会人対
  • 一般学生は、フィールドワークや実践的な活動と大学院教育をリンクさせて、社会人は本来の職務と大学院教育を「自然環境の保全をキーワードに」リンクさせて、必要な科目を履修できます。
入学を希望される方

下記の一覧から、教員の紹介をごらんになった上で、指導を希望する教員を選んで、メールで詳細をお問い合わせ下さい。

担当教員の紹介
共生博物部門  
教員名
講義名
研究内容
生物多様性 高橋 晃
takahasiアットhitohaku.jp
生物多様性
特別演習
植物分類学、形態学、植物地理学等の手法により、おもに野生植物の種多様性の認識方法を演習し、多様性保全や国土形成への適用等を論じる。
秋山 弘之
akiyamaアットhitohaku.jp
植物多様性科学特論 隠花植物(シダ類,コケ類),菌類を対象として,室内における形態学・分子系統学手法ならびに野外での観察・採集を通じ,原始的な陸上植物・菌類の多様性の実体を解明する。
佐藤 裕司
h-satoアットhitohaku.jp
陸・水圏自然史
特別演習
過去に学び、現在を知り、未来へ生かす自然史の視点から、陸・水圏の環境変遷と環境保全のあり方について演習する。
高橋 鉄美
tetsumiアットhitohaku.jp
進化生態学特論 現生の生物は、すべて過去の進化の結果である。その進化を学ぶことは、我々を含む生物の将来を考える上で重要であり、また生物をより深く理解し、その重要性に気づくきっかけにもなる。本講義では、進化生態学の基礎の習得を目的とする。
三谷 雅純
mitaniアットhitohaku.jp
人間行動進化学特論 人と非ヒト霊長類を対象に行動や社会の多様性を研究しています。あわせて非ヒト霊長類に見られる行動様式や発達過程、社会の多様性の進化史的側面を探っています。
和田 年史
wadaアットhitohaku.jp
海洋生物生態学特論 海洋生物(おもに頭足類・甲殻類・魚類等)の多様性や生きざま(生活史や繁殖等)を調べて、沿岸生態系や自然環境の保全につなげる研究を行っています。
太田 英利
ohtaアットhitohaku.jp
系統分類学特論 脊椎動物、なかでも爬虫類や両生類を対象に、種分化、系統発生のパタン・プロセスやその結果生じてきた生物多様性の現状の把握、こうした多様性を反映するための分類体系の構築、さらには多様性の保全やその基盤となる各種・系統群の生態・自然史などについて研究を行う。
橋本 佳明
yoshiakiアットhitohaku.jp
昆虫多様性生物学特論 研究内容: 昆虫(とくに,アリ類やカリバチ類)を対象に,生物多様性の解析や記述,さらには多様性創出や維持機構の基盤となる種間相互作用や共進化などについての演習や研究を,里山や熱帯雨林などをフィールドに行う。
山内 健生
yamauchiアットhitohaku.jp
無脊椎動物分類学特別演習 節足動物を中心とした無脊椎動物の分類、系統、多様性について、博物館収蔵標本の調査や生体の観察を通じて研究しています。
環境戦略 田原 直樹
taharaアットhitohaku.jp
環境文化特
別演習
建築や都市など空間要素を指標として地域環境の文化的あり方を理解するための理論や手法について実証的な演習を通して論じる。
赤澤 宏樹
akazawaアットhitohaku.jp
ランドスケープ計画特論 緑を中心とした景観(ランドスケープ)の形成について,景観計画などのプランニング,都市公園などのマネジメント,まちづくりなどの活動支援を通して実現手法を研究する。研究活動はできるだけ県下のプロジェクトを題材にし,実際の参画や提案を通して実践的な手法を習得する。
石田 弘明
ishidaアットhitohaku.jp
植生学特別演習 森林群落、特に照葉樹林、ブナ林、里山林の生物多様性とその保全・管理に関する研究や、絶滅危惧植物を保全するための生態学的研究を行う。
大谷 雅人
masatoアットhitohaku.jp
分子生態学特論 主に陸上植物を対象として,絶滅危惧種や地域固有種がなぜ危機的な状況に陥ったのか,彼らを保全するにはどうすればよいのかを明らかにするため,生態学的・遺伝学的視点から研究を行っている.
黒田 有寿茂
kurodaアットhitohaku.jp
植物生態学特論 植物の生活形、生活史、フェノロジー、成長と繁殖、植物群落の種組成、構造、遷移といった植物・植生に関わる様々な生態的特性とその多様性ならびに生い立ち・成因について、研究事例や調査・解析手法の紹介、フィールドワークの実践も交え論じる。
横山 真弓
yokoyamaアットwmi-hyogo.jp
野生動物モニタリング特別演習 野生動物の適切な管理を進めるための基盤となる生息に関する科学的モニタリング方法を研究しています。また保護管理の社会的な基盤構築に関する研究も行っています。主な対象動物は、ニホンジカ、ツキノワグマ、イノシシ、アライグマです。
森光 由樹
morimitsuアットwmi-hyogo.jp
保全遺伝学持論 遺伝的多様性が減少すると、繁殖能力の低下、奇形の増加、発病率の上昇が認められ、絶滅する可能性が高くなる。遺伝の性質を理解しながら野生動物の保全および管理を考える。保全遺伝学の論理に加えて、獣医学手法による捕獲、サンプルの収集方法、DNA分析方法など実践的な活用についての研究を行う。
藤木 大介
fujikiアットwmi-hyogo.jp
森林管理学持論 1)ニホンジカが森林生態系に及ぼしている影響の解明と保全対策
2)ドングリの豊凶がツキノワグマの出没に及ぼす影響の解明
3)林縁環境整備が隣接する農耕地の獣害抑制に及ぼす効果の検証
4)兵庫県における野生動物の生息状況と生息地の環境の歴史的変遷の把握
高木 俊
takagiアットwmi-hyogo.jp
個体群生態学特論 陸上の動物(おもに哺乳類・節足動物)を対象に、個体数や分布の時空間的変動および生物間の相互作用のパターンとプロセスについて研究する。

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  兵庫県立大学大学院環境人間学研究科のホームページ
  兵庫県立大学大学院入試情報のホームページ
テーマ別集中指導について

一つ一つの課題を、集中して学び、取り組めるカリキュラム構成になっています。

テーマ別集中指導方式では、半月の期間の指導を1つのテーマに絞り、集中した講義と自己学習を行うことによって、一つ一つしっかりと知識や技術を獲得し、あるいは、じっくりと課題解決の演習等をしていきます。

開講期間は、他の科目は気にせず、そのテーマに沿って、自己学習やフィールドワークに思う存分に集中することができます。

例えば、従来型では、半期で4科目8単位(15コマ×4科目)を履修する場合、週に4科目を並行して長期間受講することになりますが、テーマ別集中指導では、半月ごとに、1科目(15コマ2単位)を集中・完結して、履修することができます。

また、半数の科目は土日に開講し、隔年で土日開講科目を入れ替えます。土日だけのスクーリングだけでも、2年間で完全に単位を修得することができます。

希望者は、人と自然の博物館、コウノトリの郷公園、森林動物研究センターで、科目に関連する実務研修を受けることもできます。 (ただし、実務研修は、実際の業務を本格的に体験するものであるため、内容に応じて別途定員や参加条件があります。単位や学位取得のための必須条件ではありません。)

緑景観環境マネジメント研究科[専門職](兵庫県立淡路景観園芸学校)

「都市や地域の緑地環境に関する具体的な理論と技術力をもって、人と自然の共生するまちづくり・地域づくりを市民とともに実現してゆく高度専門職業人」を育成する専門職大学院です。緑環境や景観の分野では、わが国初の専門職大学院として平成21年4月に開設されました。

大学院について
(研究領域・学生インタビューなど)

http://www.hitohaku.jp/shizenken/daigakuin.html
大学院の入試情報
http://www.awaji.ac.jp/gs-ldh/exam/index.html
自然環境系 研究施設(兼務先)
人と自然の博物館

人と自然の博物館

『人と自然の共生』をテーマにさまざまな展示・研究を行う博物館。通称「ひとはく」。

〒669-1546 兵庫県三田市弥生が丘6
TEL: 079-559-2001

研究所コラム

地域資源マネジメント系 研究施設(兼務先)
コウノトリの郷公園

コウノトリの郷公園

〒668-0814 豊岡市祥雲寺128
TEL: 0796-23-5666

森林動物系 研究施設(兼務先)
森林動物研究センター

森林動物研究センター

〒669-3842 丹波市青垣町沢野940
TEL: 0795-80-5500

宇宙天文系 研究施設(兼務先)
西はりま天文台

西はりま天文台

〒679-5313 佐用郡佐用町西河内407-2
TEL: 0790-82-3886

景観園芸系 研究施設(兼務先)
淡路景観園芸学校

淡路景観園芸学校

〒656-1726 淡路市野島常盤954-2
TEL: 0799-82-3131