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加東市「まちまるごとミュージアム」(冬期展示)が12月18日から始まります!
”ウサギな虫”マルダイコク
こんにちはフロアスタッフです〜うきうきワークショップで化石のレプリカづくり〜
こんにちはフロアスタッフです〜ひとはく恐竜ラボ解説〜
今日の恐竜化石発掘現場
「神話や説話に登場するウサギ」の文章は、なぜあんなふうに書いたのか?
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●加東市「まちまるごとミュージアム」(冬期展示)が12月18日から始まります!

 

ひとはくと加東市は、平成21年(昨年度)に協力協定を結んでいます。今年度夏期に行われた『加東市「まちまるごとミュージアム」(夏期展示)』に関連する行事等ことは、下記のブログでもご紹介しました。

<関連するブログ>
1●加東市「まちまるごとミュージアム」のため、ツキノワグマなど運搬!
(7月23日のひとはくブログ)
http://hitohaku.jp/blog/2010/07/post_780/
2●子ども生き物調査隊!(加東市「まちまるごとミュージアム」)が行われました!
(7月30日のひとはくブログ)
http://hitohaku.jp/blog/2010/07/post_795/
3●加東市で行われた「子ども生き物調査隊」の 参加者が 考えたタヨウ星人
(8月11日のひとはくブログ)
http://hitohaku.jp/blog/2010/08/post_822/

また、11月7日に ひとはくで開催された「ひとはくフェスティバル2010」には、加東市マスコットキャラクターの「加東 伝の助」くんも参加してくれました。

    

1dennosuke2.jpgのサムネール画像のサムネール画像  2dennosuke3.jpg

▲他のゆるキャラと一緒に並ぶ      ▲「加東 伝の助」くん、人気者です!
「加東 伝の助」くん     

また、加東市の職員のみなさんも来てくださり、伝の助くんのグッズなどを販売されていました。

 

 

3katousi-staff.jpg 4keyholder.jpg 

▲加東市の職員の方々            ▲かわいい「加東 伝の助」くんグッズ

 

さて、加東市立滝野図書館において、12月18日から冬期展示の『加東市「まちまるごとミュージアム」』が開催されます。

本日は、そのための展示物をひとはくから搬入しました。
(加東市職員の皆さま、お疲れさまでした。)

 

午前中、ひとはくの4階 「ひとはくサロン」 から エチゼンクラゲ が外に運ばれました。

 

5echizenn1.jpg  6echizen2.jpg   

▲ひとはくサロンに展示してあった     ▲このエチゼンクラゲが通ると
 エチゼンクラゲの実物大バルーン模型*    入口が狭く感じます。

 

*このエチゼンクラゲの実物大バルーン模型は、日本財団の助成事業のご協力によって
製作されました。

 

7echizenn3.jpg  8echizen4.jpg
▲太陽の日を浴びると、いい感じに     ▲いよいよトラックに積み込まれます
光っているエチゼンクラゲ模型

風が吹いていなかったので、飛ばされずに済んで よかったです。

 

午後、加東市の滝野図書館の2階ギャラリーでは、ひとはくから展示物が運ばれ、並べられました。

9katoshi2.jpg  10katoshi1.jpg

▲展示物を台の上にそおっと置きます ▲エチゼンクラゲの展示はすっかり展示室に
                               馴染んでいます(どこにある?

18日の10時から滝野図書館3階(展示会場の上の階)会議場で「加東市ノーベル大賞」等の授与式が予定されています。

この「加東市ノーベル大賞」は、加東市内の小学校・中学校の子どもさんたちが行った地域・自然・環境などの研究作品のうち、優れた作品等に与えられる賞で今回が第2回目です。

これらの作品は、加東市「まちまるごとミュージアム」(冬期展示)の会場である滝野図書館2階のギャラリーに展示されます。

ひとはくからは、さきほどご紹介した「 エチゼンクラゲの実物大バルーン模型」や「モーレンカンプオオカブトの拡大模型」、「ハンミョウの拡大模型」などの展示をしています。テーマは生物多様性です。

12月18日(土)〜12月26日(日)の間、開催しています(ただし、20日(月)と23日(祝)は休館日です)。

チラシは、こちら  表示 ←ここをクリックしてください)です。

なお、会場へは、車でしたら 中国自動車道「滝野・社」インターからすぐです。

みなさんで、見にきてくださいね。

なお、問い合わせは、加東市教育委員会(電話0795-48-3073)へ

                                                                              (自然・環境再生研究部 小舘 誓治)


 

 

 

キャラバン , 展示 2010.12.14
 
●”ウサギな虫”マルダイコク

来年の干支の卯にあわせてウサギ関連の資料を展示しています.

ウサギ関連の虫は非常に少ないです.[ツノがある→ウシ]とか[縞々→トラ]とかで名前が

つく虫は多いのですが[耳が長い→ウサギ]に該当するものがいないのです.そもそも虫の

耳て?

で,よ〜く考えてみると,いました,いました,すごいのが! しかも[名前にウサギがつく]

とかと違って本当に生きたウサギがらみ,注目すべき種類がいるのです!

BMP版背面図(2D)↓

copr_bp_s.bmp

アマミノクロウサギの糞にいるマルダイコクコガネという虫です.奄美特産です.本土にいる

ダイコクコガネ(牛馬の飼育方法が変わったため,かなり減ってる)やゴホンダイコク(シカと

ともに増えてる感じ)とかの仲間ですが,翅が短く,飛べません.ふつう糞虫は糞を求めて

飛んで移動しますが,この虫は飛ばないのです.かなり糞密度が高くないとやっていけない

生活です.アマミノクロウサギの生存が危ぶまれている現在,それよりもっと心細いのがこ

の虫です.

しかも,後翅の退化した前のめりの姿がまたすごい.特にオス.ひょっとして日本でいちば

んカッコイイ糞虫かも.アマミノクロウサギの剥製とともに展示してありますので,ぜひ,じっ

くりと見てください.

cop-b.gif

cop-c.gif

 

昆虫共生 沢田佳久

↓MPO形式3D画像(3Dテレビ,Real3Dなど)

01b05.mpo  07b10.mpo  13b17.mpo

↓インターレース方式3D画像(PC用3Dモニタ)

s01b05il.bmp  v07b10il.bmp  s13b17il.bmp

↓アナグリフ方式3D画像(青赤メガネ用)

s01b05ag.bmp  v07b10ag.bmp  s13b17ag.bmp

 

昆虫 , 展示 2010.12.14
 
●こんにちはフロアスタッフです〜うきうきワークショップで化石のレプリカづくり〜

11日(土)に、「とっても簡単!化石のレプリカづくり」を行いました。
材料費は100円で、とってもカラフルなアンモナイトレプリカを作ることができます(^^)

おゆまる選び

まずは、おゆまる選び。好きな色を2本選んでね。

2種類のアンモナイト

次に2種類のアンモナイトから、好きな型を選びます。

おゆまるを型に入れます。

80度のお湯でやわらかくしたおゆまるを型にいれます。               

できあがり

カラフルなアンモナイトの出来上がり!

 

次回は、25日(土)チョコレートでつくるレプリカづくり
       時間:10:30〜、11:30〜、12:30〜、13:30〜、14:30〜、15:30〜

        (計6回・各回先着15名です)
       材料費:100円
       場所:4階ひとはくサロン
    
             26日(日) とっても簡単!化石のレプリカづくり

       時間:10:30〜16:00  (時間内は、いつでもご参加いただけます)
          材料費:100円
                場所:4階ひとはくサロン
      
みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

ささやま ゆりこ(フロアスタッフ)

フロアスタッフ 2010.12.14
 
●こんにちはフロアスタッフです〜ひとはく恐竜ラボ解説〜

私たちフロアスタッフは、博物館に来られた団体様向けに、「ひとはく恐竜ラボ」施設内での解説(約20分)も行っています。もちろん無料ですよ(^^)
ひとはく恐竜ラボ??解説??ご存知ない方のために、解説の様子を少しご紹介しましょう。

「ひとはく恐竜ラボ」(10:00〜17:00・入場料無料、但し、博物館の開館日のみ公開。博物館へは別途、観覧料が必要です)は、博物館エントランスのすぐ隣りにあります。

ラボ外観

2008年4月20日にオープンしたこの施設では、発掘現場から持ち帰った岩盤から、化石を取り出し、細かくクリーニングする作業を行っています。常に!無料で!!恐竜化石のクリーニング作業を公開しているのは、国内では唯一、ひとはくだけなんですよ〜スゴいでしょ(^^)v

最初に発見された部位はどこ?
第1次発掘から第4次発掘までに発見された化石は何点?
クリーニングって、どんなことをするの?
みなさんの疑問に、スタッフがわかりやすく解説します。


スタッフ解説中〜

丹波の恐竜は、どんな場所で発見されたの?
   
パネルで解説中

★発掘現場から、岩盤をどのようにして持ち帰るの?

作業見学

★こんなに間近にクリーニング作業をご覧いただけます。

これから博物館にご来館予定の団体様〜本物の化石をご覧になる前に、私たちフロアスタッフのラボ解説はいかがでしょうか?(ひとはく恐竜ラボ解説は事前に予約が必要です)
みなさまのご来館を、スタッフ一同、心よりお待ちしております。

ささやま ゆりこ(フロアスタッフ)

フロアスタッフ 2010.12.14
 
●今日の恐竜化石発掘現場

2010/12/14 10:452010年12月14日10時45分

 お天気はどうなんでしょう?寒いですが作業は進んでいます。

 

寒い日です

恐竜・化石関連 2010.12.14
 
●「神話や説話に登場するウサギ」の文章は、なぜあんなふうに書いたのか?

ユニバーサル・ミュージアムをめざして(3)

 

 

 この文章は失語症以外の方を想定して書きました。失語症の方で読みにくい場合は、介助者とともに読んでください。失語症者の作業所「トークゆうゆう」(三田市)、失語症友の会「むつみ会」(明石市)、三田市に在住する小学生や中学生、市民団体「サイエンス・サロン」(兵庫県)のそれぞれの皆さんには、文章作成にあたって貴重な意見をいただきました。ありがとうございます。

 

 

 

平成22年から23年にかけてのミニ企画展 「ウサギさんようこそ!」の内、「ウサギってどんな動物?」「神話(しんわ)や説話(せつわ)に登場するウサギ」の展示は、文章が変だと思われましたか? おみやげ用に持って帰っていただく展示の前の印刷物は、なぜあのような文章にする必要があるのでしょうか? そのホーム・ページ

 

http://hitohaku.jp/exhibits/temporary_old/2010/2011usagi.html

 

は、なぜ、あのようなファイルが並んでいるのでしょう? いぶかしく思った方がいらっしゃると思います。その理由を説明しましょう。

 

 

人と自然の博物館のホーム・ページにある「神話(しんわ)や説話(せつわ)に登場するウサギ」は、もうお読みいただけましたか?

 

 ファイルは、

 

(1) 石原和三郎作詞・田村虎蔵 作曲 尋常小学唱歌「大黒様」原文(子ども向け)、『尋常小学唱歌 第二学年 中』[明治38年(1905年)]

(2) 南方熊楠(みなかたくまぐす)作 「兎と亀との話」 『牟婁新報』(大正4年1月1日)

(3) 山口昌男『アフリカの神話的世界』岩波新書F67より、「いたずら者の野兎の話」(エチオピア・スーダン国境の近くに住むアニュアック族の民話)

 

からできています。自分では、なかなか読んでみようとは思わない、ややこしい文章です。そこで、それぞれに

 

      原文

      子どもなどのために、やさしく書き直した文章

      漢字、あるいは、ひらがなが読みにくい人のために書き直した文章

 

を作り、さらに「原文」と「子どもなどにやさしく書き直した文章」のふたつをテキスト・ファイルにしました。ただし、尋常小学唱歌「大黒様」は、原文が、明治時代の子どもを対象に書かれたものでしたので、あらためて、やさしく書き直しはせず、原文をそのままテキスト・ファイルにしました。 

daikoku_sama_a4_original.JPG daikoku_sama_a4_translated.JPG上がオリジナルの子ども向け「大黒様」、下は漢字を多くし、カッコ付きのルビをふった「大黒様」です。失語症者からは、よこ書きが読みやすいと言っていただいたのですが、右の「大黒様」はたて書きのままです。この文章は、四角くまとまっているので、たて書きでもわかりやすいのだそうです。

 

 

 読んでみると、もともと子ども向けだった「大黒様」を、漢字を多くしておとな向けにし、しかも、大きな文字でルビを振っています。その上、ルビの振り方は変です。ルビがカッコに入っています。

 

 これは、ひらがなの多かった子ども向けの「大黒様」を、ひらがなが苦手な人でも読みやすいように、わざと漢字を多くしたのです。大きな字でルビを振ったのは、弱視や老眼の人でも読みやすいようにという配慮です。

 

 

わざわざカッコに入れたのはなぜでしょう? 

 

高次脳機能障がいのひとつである失語症の方では、文章の行(ぎょう)を追って読んでいくのがむずかしいことがあるのです。そんな時には、「大きなルビが本文といっしょになって、よくわからなくなる。しかし、カッコに入れておけば、ルビだとはっきりわかる」という意見をいただいたからです。

 

絵や写真をつかって、文章のふんいきや意味を伝えることも大切だというご指摘も、失語症当事者からありました。そのために、できるだけ絵や写真を入れるようにしました。でも、失語症者以外にも、漢字、あるいは、ひらがなが読みにくい人がいますので、全面的にその意向に添うことはできませんでした。この点は、もっと工夫してみる価値がありそうです。

 

失語症者以外の「漢字や、ひらがなが読みにくい人」というのは、たとえば、在日外国人がそうです。たとえば、南アメリカから来てまだ間がない人は、ローマ字とともに、ひらがなが読みやすいでしょうし、中国や台湾、香港からやって来た人ならば、もともと漢字を使っておられたでしょうから、漢字が読みやすいかもしれません。

 

 

南方熊楠の「兎と亀との話」や、アフリカの民話「いたずら者の野兎の話」も同じです。このふたつは、原文が読みにくいので、子ども向けの読みやすいものを作り、それを漢字、あるいは、ひらがなが読みにくい人向けにルビを振ったものを作りました。

 

 

minakata_original.JPG minakata_translated_kids_a3.JPG minakata_translated_adults_a3.JPG上から順に、南方熊楠「兎と亀との話」のオリジナル、子どもなどを対象にやさしく書きなおした「うさぎと かめとの話」、漢字、あるいは、ひらがなが読みにくい人に書きなおした「うさぎ(兎)と かめ(亀)との 話(はなし)」(よこ書き・たて長)

 

 

african_mythology.JPG african_mythology_translated_kids_a3.JPG african_mythology_translated_a3.JPG上から順に、アフリカの民話「いたずら者の野兎の話」のオリジナル、子どもなどを対象にやさしく書きなおした「いたずら者の のうさぎの話」、漢字、あるいは、ひらがなが読みにくい人に書きなおした「いたずら者(もの)の野兎(のうさぎ)の 話(はなし)」(よこ書き・たて長) 

 

 

「兎と亀との話」と「いたずら者の野兎の話」は、子どもなどを対象にしたものち、漢字、あるいは、ひらがなが読みにくい人向けに作った文章はA3の大きな紙に印刷しました。これは、多くの絵や写真をつかい、行間をじゅうぶんにとって、大きな字であらわすためにそうしたのです。小学校の教科書がそうなっていますし、子どもは、裏にいたずら書きができそうです。

 

 漢字、あるいは、ひらがなが読みにくい人向けに作った文章やよこ書き・たて長の作りは、失語症者の作業所「トークゆうゆう」(三田市)や失語症者の友の会「むつみ会」(明石市)の皆さんが、いっしょに考えてくれました。皆さんが「読みやすい」、「読みにくい」と意見を出し、それを聞いて、修正していくという作業をくり返したのです。文章作成のポイントは:

 

(1)     ルビは大きく、文章に並べて、カッコに入れて書く。

(2)    漢字と、ひらがなが読みにくい人は、それぞれ違うので、ふつうの「ひらがなのルビ」だけでなく、文章によっては「漢字のルビ」も、あえて書く。たとえば、「うさぎ(兎)や かめ(亀)」、あるいは「彼(かれ)の せなか(背中)」がそうです。

(3)  「うさぎ(兎)や かめ(亀)」、あるいは「棘(とげ)つきの 魚(さかな)」といったように、意味の切れ目で、わざと一字空けてあります。空けることによって、意味が把握しやすくなるというご意見がありました。

(4)     日本語の文章はたて書きがふつうだが、失語症者には、たて書きは読みにくく、よこ書きは読みやすい。そのため、よこ書き・たて長のA3用紙をつかう。

 

という「ルール」ができあがりました。もちろん、このルールを作る時には、少数の失語症者に意見をうかがっただけです。本当の<ルール>にしていくためには、さらに多くの人の協力が必要です。しかし、さしあたっては、この「ルール」を採用することにしました。

 

 つまり、漢字、あるいはひらがなが読みにくい人に読んでもらうには、ときに「漢字でルビを書く」という、普通にはない書き方をしなければならなかったり、特に失語症者にですが、よこ書き・たて長の印刷物が好まれるということです。

 

 

 視覚障がい者など、スクリーン・リーダーをお使いの方のためには、少しむずかしい原文と、子どもなどを対象にやさしく書き直した文章のテキスト文を用意しました。スクリーン・リーダーとは、コンピュータの画面にある文章を、音声で読み上げるためのソフトです。普段から、ご自分用につかっていらっしゃるスクリーン・リーダーの使用を前提としたものです。

 

一般の晴眼者にはPDFファイルがよく利用されていますが、スクリーン・リーダーではPDFファイルを読み上げることはできないようなので(少なくとも、わたしが使っているスクリーン・リーダーでは、PDFファイルの読み上げができませんでした)、利用者の操作がかんたんなテキスト・ファイルを作成しました。

 

スクリーン・リーダーは、視覚障がい者だけではなく、多くの人に利用されています。

 

 スクリーン・リーダーをお使いの方のためのテキスト・ファイルには、漢字、あるいはひらがなが読みにくい人向けに作った文章が含まれていません。これは、ルビを文章に並べて、カッコに入れて書いてあるので、スクリーン・リーダーを使った時、本文とカッコに入れたルビを二重に読んでしまうことがあるからです。

 

 

 明治時代の唱歌や大正時代の文章も、のせました。今の子どもは、昔のものを知らないでしょう。でも、おじいさんや おばあさんなら 知っているかもしれません。ご家族でお楽しみ下さい。

 

 

兵庫県立大学 自然・環境科学研究所

(ひょうごけんりつだいがく しぜん・かんきょうかがく けんきゅうじょ)

/ 兵庫県立人と自然の博物館

/ ひょうごけんりつひととしぜんの はくぶつかん)

三谷 雅純

(みたに まさずみ)

 

 

※このブログで 掲載(けいさい)している文章(ぶんしょう)を 転用(てんよう)・ 転載(てんさい)されます 場合(ばあい)は、三谷 雅純(みたに まさずみ)まで ご連絡(ご・れんらく)ください。(mitani@hitohaku.jp)

 

 

 

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