| ミナミトミヨ Pungitius kaibarae |
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京都府桂川水系と兵庫県加古川水系にのみ生息していた。種小名の
kaibaraeは、兵庫県柏原町にちなんで名づけられましたが、分布していたのは柏原町ではなく、氷上町を流れる加古川水系佐治川周辺であった。湧水池やその下流の芹田や細流に住み、産卵期には直径5cmぐらいの水草で作られた巣が、あちこちで見られたといいます。 背鰭・臀鰭・腹鰭の棘の鰭膜が黒いことで、他のトミヨと区別される。同属のトミヨP. sinensisやキタノトミヨP. pungitiusは日本海側に分布するが、ミナミトミヨは京都府・兵庫県共に瀬戸内流入河川に分布しており、Pungitius属のなかでは最も南に分布していた。 サバジャコという地方名がありましたが、クニマスと違って子供の遊び相手になるくらいで商品価値はなく、人々の注目を集めなかったと考えられます。湧水池が埋め立てられたり農薬によって激減し、気がついたときには兵庫県では1930年代、京都府からは1960年代に姿を消していました。韓国北東部にもミナミトミヨがいるとされていましたが、現在は別種であるとの意見が強い。 「種」を絶滅させたのは日本ではミナミトミヨだけです。 |
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