クニマス
Oncorhynchus
nerka
kawam
ur
 ベニザケOncorhynchus nerka nerka(トロサーモンとして寿司ネタで人気がある)の湖沼型、ヒメマスの亜種と考えられている。日本で最も深い秋田県田沢湖にのみ生息していたが昭和15年(1940年)、発電所の完成にともない玉川の強酸性(pH4.5)の河川水が田沢湖に流入したために絶滅した。
 十和田湖のヒメマスは北海道阿寒湖からの移植によるものであるが、クニマスはもちろん田沢湖に自然分布していた。湖沼型のヒメマスと比較して、体色が暗黒色、体側や鰭に斑点を欠くなどの特徴がある。またきわめて奇異だが、湖岸の砂礫底で年中産卵していたとされている。大正時代、体長30cm前後のクニマスは35銭、米一升と交換できるほどの価値を持っていたという。ヒメマスは、サケ科魚類の中では最も美味とされ、この評価は世界共通のようである。

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,Hyogo

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