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メッセージ

 博物館の最も基本的な役割は、標本や文献、写真等の博物館資料を豊富に収集し、保管し展示することです。
  また博物館資料やそれらを研究した成果等を、広くセミナー等の事業を通じて皆さんに還元すること、博物館資料に関する専門的な調査研究を行なうことも、重要な役割の一つです。
  それらの役割を担うのが、36名の研究員が所属する研究開発部門です。「ひとはくに来れば、ひょうごの自然環境のことなら何でもわかる」を目指して、それぞれの専門分野で資料収集や研究を進めています。

 
新着資料の紹介


長岡桂助コレクション

  但馬地域に分布する中新世の地層,北但層群産の貝類化石コレクションです.長岡氏は北但層群化石研究会の会員として,20年あまりにわたり北但層群から産する貝類,植物,魚類,甲殻類などのさまざまな化石を多数収集して来られました.
  この度,これらのコレクションのうち,整理の終了した800点の貝類化石をご寄贈いただきました.この中には2000年に発表された新種の化石腹足類,Ocinebrellus nagaokai Matsubara & Amano, 2000(和名:ナガオカヨウラクガイ)のトポタイプも含まれており,学術的にも重要なものです.

 


清水孝浩コレクション

  (ベンケイヤワラスゲのタイプ標本)
 清水氏は兵庫県在住のスゲ属(カヤツリグサ科)の研究家で,これまでにカゴシマスゲやユキグニハリスゲなどの新種を発表 しておられます.今回、2009年3月に発行された日本植物分類学会の英文誌Acta Phytotaxonomica et Geobotanica 60号にてベンケイヤワラスゲ(Carex benkei Tak. Shimizu)という新種を発表され,その基準標本(アイソタイプ標本)を寄贈頂きました.