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展示の中項目、小項目の一部、みどころ

主題I〜III



主題I 兵庫の自然誌

一.兵庫の自然
 1.兵庫の自然
   ○兵庫の自然環境情報
◆みどころ◆ 兵庫県の自然環境の最新情報(気象・地質・生物分布等)を二面の大画面で比較しながら見ることができる。
   ○各地の自然情報、地理情報

二.兵庫のコレクション
  *貝と化石の展示

三.池沼と海
 1.大屋町のミズバショウ群落
 2.加古川河口の干潟
 3.山陰海岸の自然 ○暖流と冷水塊、魚の生活史と漁獲
 4.稲美台地の自然 ○稲美のため池群、台地の生物群
 5.明石海峡と魚 ○魚市、明石ダコ、明石鯛の回遊

四.森と里
 1.六甲の自然
 2.北摂の雑木林 ○クヌギの利用、樹液に集まる昆虫群
 3.氷上回廊と生物群
◆みどころ◆ 標高百m 以下の分水界なので、さまざまな生物がこの回廊を通して分布を拡大してきた。キベリハムシの拡大模型と分布拡大の例。
 4.淡路島の自然
 5.氷ノ山のブナ林と鉢伏山のススキ草原 ○多雪環境と生物、灯火に集まる昆虫群
 6.姫路のノジギク
 7.都市圏の自然 ○創出された緑、緑の分類、都市の動物

五.上昇する六甲
 1.大地の働きと断層 ○上空からみた山崎断層、山崎断層の出来る仕組み、断層と地形
 2.地層を通して過去を読む ○六甲山の上昇運動、氷期と間氷期


主題II 人と自然

一.変遷
 1.縄文の暮らし
 2.森の変遷 ○使用エネルギー量の変化
 3.自然観の変遷

二.調和と矛盾
 1.自然と調和した暮らしと風景
 2.自然のデザイン
◆みどころ◆ キーボード操作により、自然物と人工物のデザインの対応関係を試行錯誤的に学習していく。
 3.都市化と自然
 4.都市化の問題 ○都市の水、熱環境

三.警鐘
 1.滅びゆく野生生物
◆みどころ◆ 金満家の応接室を模して、内部に絶滅の危険があって、ワシントン条約で商取引が禁止されている動物の剥製や加工品を展示し、野生生物の保護を訴える。
四.アースシアター
 1.地球規模の環境問題
◆みどころ◆ 四十五人分のイスが用意されたシアターで、熱帯林の破壊、酸性雨による亜寒帯林の枯死、二酸化炭素の増加と温暖化等の問題の理解を、映像を通じて訴える。

主題III 新しい文化

一.暮らし
 1.さまざまな環境指向
 *住まいとそれを囲む環境の静止画像を見せて、来観者のキー反応を分析し、環境指向のタイプを解説(アースシアターにて)。
 2.環境にやさしい都市と暮らし

二.共存
 1.緑地のさまざまな形 ○人工構造物の緑化、都市と田園
 2.都市の河川 ○水辺の復権、都市河川に自然を
 3.公園都市 ○計画的に創造された都市
◆みどころ◆ 兵庫県の新しい都市像への積極的な取り組みの一例として神戸・三田国際公園都市の模型を展示する。
 4.地域生態計画 ○エコロジカルプランニング、エコポリス、バイオシェルター
 5.自然資源の適正管理 ○自然環境の保全、野生鳥獣の保護、環境アセスメント、ジーンバンク、滅びゆく野生種の増殖

三.提案
 1.環境にやさしい住まい
◆みどころ◆ 現在活躍中の建築家数人に依頼し、未来指向型の自然をいたわる住宅モデルを作成・展示する。


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Copyright(C) 1998, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo
Revised 1998/03/27