キベリハムシのあらゆる情報を集めています



 日本で兵庫県(主として六甲山系)にだけ産する珍しい甲虫、キベリハムシを展示の目玉の一つにしたいと考えています。それには、県民の皆様がお持ちの正確な情報を盛り込まなければなりません。見たことがある、飼育したことがある、住んでいる場所を知っている、といった情報をぜひお教え下さい(中西・大谷・服部へ)。



キベリハムシ(ハムシ科)
 食草、サネカズラ。卵越冬。4月上旬ふ化。幼虫は五齢が終齢。蛹化は地中で行われ、6月下旬から7月上旬に羽化。7月下旬から産卵開始。雌成虫は9月下旬ごろまでいます。単為生殖のため、雄は発見されていません。体長13ミリもある大型のハムシで、名前は青藍色の上翅の周りにある黄色の縁取りからきています。原産地は中国。大正時代に神戸に入ってきたと推測されています。
   <写真:キベリハムシ、六甲山にて(山口福男氏提供)>


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Copyright(C) 1998, Museum of Nature and Human Activities, Hyogo
Revised 1998/03/27