開館25周年記念展示「これってアリ?橋本研究員が選ぶアリに化けるクモ写真25選」

1 主旨
 ひとはく開館25周年記念の特別企画「ひとはく研究員のいちおし25選」として、私のアリに化けるクモのコレクションを本邦初で紹介したいと思います。このクモはハエトリグモのなかまで、アリに擬態しているのでアリグモと呼ばれています。アリグモは日本全土で5種ほどいますが、熱帯の森に行くと、一つの森から40種を超えるアリグモを見つけることができます。さらに、日本のアリグモは黒くて同じような形をしていますが、熱帯の森では、まるで針金のように細長いものや、金色の体毛を生やしているものなど、いろいろなアリグモが見つかります。どうして、熱帯の森ではアリグモは多種多様になるのでしょうか。これが、今、私が研究で解き明かそうとしている謎です。 

 残念ながらクモの体は軟弱で、アルコールに浸かった標本でしか保存できません。このため、その形や色が失われてしまいます。そこで、私が撮影した生体写真を使って、アリグモの見事な化けっぷりを展示します。熱帯の森で繰り広げられるクモたちのアリ仮装大会を見に、博物館へおいでください。


2 展示概要

(1) 場 所:兵庫県立人と自然の博物館 3階オープンギャラリー
(2) 展示物:パネル25点、解説パネル


3 担当

兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境評価研究部 主任研究員 橋本佳明

 
ボルネオ島の森で見つけたアリに化けるクモたち。一匹だけアリが混じっていますが、どれか分かりますか?
(答えは、上から3段目の右から2列目です)

 

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