12月27日岩手県久慈市の「もぐらんぴあ・まちなか水族館」を訪問し、キッズキャラバンを開催しました。もぐらんぴあは久慈市の海岸近くにあった水族館なのですが、3月11日に発生した津波で全壊してしまいました。その後8月に久慈駅前の空き店舗を利用して「もぐらんぴあ・まちなか水族館」として営業の再開にこぎつけています。もぐらんぴあ・まちなか水族館(以下「もぐらんぴあ」)は、タレントのさかなクンが応援団長として支援をしている施設としても知られています。

 ひとはくもそんなもぐらんぴあを応援し、久慈の子供たちに少しでも元気になってもらおうと、キッズキャラバンを開催させていただきました。27日のメンバーは、キッズひとはく推進室の3人(古谷、小舘、塚本)と八木の4名です。

 朝9時にもぐらんぴあをおとずれ早速準備開始です。

  資材の搬入 立て看板

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 中央に畳を8枚敷き、むしむし体験コーナーとぬりえのコーナー、それに、化石のコーナー。周囲にはひとはくの化石のレプリカ作りとタネで遊ぼうのブースが設置され。イカ飛行機作りやちりめんモンスターなど、もともともぐらんぴあにあったブースが周囲にあります。化石のコーナーでは、当日の朝、久慈川で採集した放散虫化石の入ったチャートを、顕微鏡を使って見てもらうこともできます。

むしむしコーナー1  岩手県博の藤井さん

化石コーナー ぬりえコーナー 化石のレプリカづくり タネと遊ぼう

 

 

 

 

 

  

 10時になると早速、子どもたちが来てくれましたいろいろなプログラムの始まりです。。

 二日前の八戸に比べると、ご来場いただいたみなさんの数はやや少なめでしたが、その分、スタッフがしっかり対応させていただくことができました。海洋底の「プレート」のことなど、いろいろなことをよく知っている4年生の男の子と話をしたり、スタッフ一同、充実した時間を過ごすことができました。

 参加したスタッフ全員で記念撮影をし、夕闇が迫る中、ひとはく号への荷物の積み込みを行いました。28日に少しでも早くひとはくに帰り着くため、27日は仙台まで走ります。

 

記念写真

荷物の積み込み

 

 

 

 

 

 

 

 ご来場いただいた久慈の皆さん、一緒に活動していただき大変お世話になった、もぐらんぴあのスタッフの皆さん、応援に駆けつけてくださった、岩手県立博物館の藤井さん、ありがとうございました。今回のキャラバンを機会に、これからもさまざまな形で交流させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

(2011年12月27日 きっずひとはく推進室 古谷 裕)

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