今回は神戸市灘区にある上野児童館へ行ってきました。

今日のメインプログラムは「骨くらべ歯くらべ」です!

子ども達が学校から帰ってくる前に,プログラムの準備をします。教室には骨や毛皮がずらり。

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まずは,1年生の子ども達が帰ってきました。動物の顔や歯についてのお話を聞きます。

本物の骨が登場すると「わーっ」「きゃーっ」と歓声があがりました(^▽^)。

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5_inoshishi.jpgこれはイノシシの頭骨(もちろん本物)です。

あごの骨に埋まっている犬歯を,興味深げに引き出す子どもたち。「わぁ〜長い!」。

イノシシの犬歯は無根で,一生伸び続けます。歯がどんどん作られていることが良く分かりますね。やっぱり自分自身の目で本物を観察するのが一番です。

 

 

 

更に,5人づつ位の班に分かれて「シカの全身骨格」を組み立てます。これらの骨も全て本物。

まずはノーヒントで組み立て開始。「これ,背骨かなあ」「この骨どこ〜」など,困りながらも楽しげです。

そうこうしている間に2,3年生が帰ってきました。1年生よりちょっと遅れてプログラムがスタート。2,3年生には大急ぎで骨を組み立ててもらいました(^^;)。

 

 

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完成した「シカの全身骨格」の前で記念撮影。

良い体験になったかな?

「楽しかった〜」「面白かった〜」と言ってもらえて私達もにっこり。

 

今回も児童館の先生方に大変お世話になりました。ありがとうございました!

 

追記:児童館の館長先生がシカの骨を見て,すぐさま「これは肩甲骨ですね」とおっしゃったことにびっくり。実は考古学の専門家でいらっしゃったんですね!日本では,昔,シカの肩甲骨が占いに用いられていたので,遺跡などから出てくるそうです。上野児童館のみんな,ぜひ館長先生に遺跡のことを教えてもらおう!(^▽^)

(キッズひとはく推進室 布施静香)

 

 

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