先日のblog記事でも少し紹介しましたが、2010年度夏季教職員セミナーで「博物館のリソースを活かすICT講座」というテーマで、教育の情報化を考える研修会を実施しました。

 

緊張のうちに始まる ひとはくは、パソコンを使った研修会の実施を想定して建てられたわけではありませんので、専用の会場ではなく、日頃はフロアスタッフによるデジタル紙芝居を行っているアースシアターと呼ばれている部屋を使用しました。ダウンライトの薄暗い階段状の部屋で、スクリーンとプロジェクターが備え付けられた場所です。普段はイスだけの場所に、セミナー用に折りたたみ式のテーブルを運び込んで臨時的に設営しましたたので、受講生の方には窮屈な思いをさせたかも知れません。ごめんなさい。

 

前半は講義中心 前半は、講義中心にセミナーをすすめます。みなさん大変熱心に聞いてくださいました。受講されたのは、小学校・中学校・高等学校の先生方で、教科もさまざまですから、最大公約数的な内容になったかも知れません。でも、教育の情報化の基礎的なことは要点としておさえました。

 

クリーニング作業の見学

全問正解めざして クイズに挑戦!? 後半のパート1では、恐竜ラボの見学や4Fひとはくサロンの情報コーナーに設置してある情報端末を実際に操作しながら体験もしていただきました。パート2ではアースシアターに戻り、今度は一人ずつ実際にパソコンを操作しながらすすめました。

 学校の授業で使えそうなものや、資料づくり・教材づくりに役立ちそうなアプリケーションの紹介やインターネット上の情報の利用方法・リンクの紹介など、3時間の内容でした。本当は、もっとパソコンを操作する時間を長くとれるセミナーができればよかったのですが、講師の力量不足でそこまでたどり着けませんでした。次回までには研究を深めスキルアップをめざします。

 

 受講いただいた先生方、ありがとうございました。

 

情報管理課:八尾

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