ネパールでの植物調査の話のつづきです。

前回のお話はこちら http://hitohaku.jp/blog/2009/09/post_467/

◆調査中の食事はダル・バート、タルカリ(豆のスープとご飯、カレー味の野菜)が基本です(写真左:キッチンボーイが給仕をしてくれる)。朝は軽くダル・バート、タルカリ、昼はパンにタルカリ(写真中)、夜は豪華にダル・バート、タルカリです。ですが、コックは日本の調査隊に毎年参加していて、好みをよく分かっているので、海苔巻きや玉子丼、春巻き、ピザ(写真右)、ポリッジなど多国籍な調査隊に合わせた料理を作ってくれました。この多様な料理に、何度もネパール調査に来ているイギリス人もびっくり。自分たちの調査でも彼を雇いたいと大喜びでした。
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◆ネパールで怖いものといえばお日様、山蛭、高山病でしょう。西ネパールはとても乾燥していて、そのせいかとても暑い。毎日雨傘を日除けに使っていました(写真左)。日焼け止めも必要不可欠で、付けないと水ぶくれができて皮がむけてしまいます(写真中)。少し涼しくなると山蛭がウジャウジャとやって来ます(写真右)。髪の中に入っていたりして嫌でしたが、東ネパールに比べればまだまだ少ない方なのだそうです。また、今回は残念ながら4000mを越えるところまでいけなかったので、高山病の心配はありませんでしたが、去年はヘリコプターを使って緊急に山を降ろしたほどの重病人がでました。高山病を甘く見てはいけません。


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◆日本での調査もキャンプをすることが多かったのですが、日本では、全て自分でしなくてはいけません。寝る場所を探し、テントを張り、ご飯を作り、標本の型直しをして、サンプルの整理をする。ところが、ネパールではキャンプ場につくとテントは張られていて、お茶を出してくれ、テントで待っているとご飯が出てきます(写真左:朝食を待つサーブたち)。標本作りやサンプル整理もシェルパに手伝ってもらえるし、なんて素晴らしいんだと思いました(写真中:サーブのテントを片付けるシェルパたち)。
ただし、疲れても、調査が嫌になっても迎えは来てくれません。ただ自分の足で歩くのみです(写真右:元気なシェルパと疲れたサーブ)。
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◆最後に今回の調査で見かけた動物のいろいろ
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肝心の植物調査の話は全く出てきませんでしたが、それはまたいつか。

                                    山本伸子(自然・環境評価研究部)

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