6月末に、西脇市芳田小学校3年生20人と一緒に自然環境体験学習を行いました。
この小学校は、学校の近くの里山でいろんな活動をしているそうです。


テーマは、植物観察の方法「ドングリがなる木の葉っぱを観察しよう!」です。

はじめに「里山」で見られる木のはなしをして、「葉っぱ」に関する資料などを配りました。

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◆研究員から「里山の木」の話し      ◆配布した資料など
                          
(葉っぱのコピー、ビニール袋など)


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◆配布資料などに自分の名前を書いています

(だれかな〜、ビニール袋であそんでいるのは。)

 

配布された資料とビニール袋をもって、いざ 外へ!

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◆高い木の葉っぱは、落ち葉を探したりします    ◆ドングリが落ちていました(去年の?)
 

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◆葉っぱを選んで・・・                    ◆それぞれ葉っぱを採取

  
葉っぱを採取して、ギザギザや葉脈(ようみゃく)などを観察します。

セミナー室に もどってからは・・・

採ってきた「葉っぱ」と「葉っぱのコピー」と、どれがどれか合わせてみます。

深田公園に植えられているクヌギの「葉っぱ」や「若い果実」、「今年の花のあと」や、その他のドングリがなる木 の「葉っぱのギザギザの先」、「葉っぱのうらとおもて」などを拡大装置でスクリーンに拡大して、みんなで観察しました。

また、ドングリがなる木は、種類によってはドングリが熟すのに約2年かかる(花の咲いた次の年の秋に熟す)ものがあることを説明しました。

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◆観察したことなどを一生懸命、ノートに書いています

(「アベマキの葉っぱのうらに毛がたくさん」、「アラカシのギザギザいたい」、「コナラの葉」、「クヌギのドングリ」・・・、中には絵をたくさん描いてくれている子もいました。)

 

みんな、学校の近くの里山で、ドングリがなる木をさがしてね。

 

(自然・環境再生研究部 小舘 誓治)

 

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