連休中の5月2日 丹波市のポップアップホールにおいて、発掘ボランティアとクリーニングボランティアの方々に対する顕彰式が行われました。

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 化石の質の高さもさることながら、発掘にかかわってこられたボランティアの方々の努力や技術の高さが、丹波竜化石の質の高さを支えています。本当にありがとうございました。

 

 顕彰式のあと、三枝春生主任研究員による講演「丹波竜第3次発掘調査報告」が行われました。

 今回の第3次発掘では、期待されていた脚部の化石発掘には至らなかったものの、竜脚類の歯、獣脚類の歯や鳥脚類の歯が多数発見されました。

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  今までに発見された化石の数も膨大な量になりましたが、これらの化石のクリーニングがすべて完了しているわけではありません。既に発見された化石をすべてクリーニングするのに、まだまだ時間がかかります。

 

 さらに、発掘も第3次で出なかった脚部や念願の「完全な全身」を期待して第4次・5次・・・・と続いていくものと思われます。 ぜひ今後の発見・発掘にご期待ください。

 

 2日の報告会には丹波竜のマスコットキャラクター「ちーたん」も会場に駆けつけてくれました。

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(文責:県立人と自然の博物館 八尾)

 

 

 

 

 

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