「ひとはくファーブル大作戦!」は、9月20日(土)から、いよいよ開幕です。

9月20日(土)朝10時から10時30分の「オープニング記念式典」では、楽しいイベントをご用意しています。みなさま、ぜひぜひお越し下さい。はばタンも来ますよ。

楽しいイベントのひとつは、虫放天(むしほうてん)。
ときどき、慶事にちなんで、鳩(ハト)をいっせいに飛ばしますね。これは「鳩放天」というそうです。ファーブルだから、それを「虫」でやってみようということで、名づけて「虫放天」。本邦初、史上初かも。

こんな小箱を50個用意しちゃいました。

中からどんな虫が飛び出すか、まさに、ふたを開けてみないとわかりません。
ちゃんと虫が飛ぶかどうかも、ふたを開けてみないとわかりません! なんてったって、はじめてだもん。

「オープニング記念式典」にご来場のみなさんの中から、ご希望の方を、「虫放天」にご招待します。小さなお子さまを優先しますので、ご了承ください。

なお、虫は、ひとはくの研究員が、前日または当日の朝に、博物館のまわりの深田公園でつかまえたものだけを用います。じょうぶで、しかも、よく飛びそうな種類を集めるつもりです。

虫好きのみなさんなら、何を飛ばしてみたいですか?

ダンゴムシってか?
そら飛べへんがな!
ポトッと落ちて縁起悪いがな!

スズメバチって?
刺したらどないしまんねんな!
保険入ってまへんで!

ギンヤンマ?
そんな簡単にとれまっかいな!
それでのうても準備で忙しいんやで!

さて、みなさん、考えてみましょう。

が、問題はお天気です。今週は台風が来るみたいですね。
お天気が悪いと、百戦錬磨の研究員でも、なかなか虫は採れません。努力はしますが、虫が集まらなければ、多くの人にご参加いただけないかもしれませんので、こればっかりは、おゆるしくださいネ。

そうだ。それなら飛ばしたい虫を持ってくるのもアリにしよう! 「参画と協働」だぜ!
飛ばしたい虫を持って来た人は、受付に申し出てください。

みんな、待ってるよー!

※ うまくいかなかったら、11月3日(祝)のひとはくフェスティバルで、リベンジします。
※ 注意事項を忘れておりました。昆虫は一般に、飛翔を妨げられると、高いところへ、明るいところへと向かう性質が強いです。その性質を利用して「放天」を行おうとするものです。しかし、実際にどの方向へ飛ぶのかは、ふたを開けてみないとわかりません。偶然にも顔面直撃、という事態もありえますので、ご来賓の方々も含め、虫嫌いの方は、どうぞご注意くださいませ。(人体に害を及ぼす虫は用いませんのでご安心ください)


八木 剛(自然・環境評価研究部)

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