「科博コラボ・ミュージアムin ひとはく『絶滅の恐れのある植物』」が3階ギャラリーと4階ひとはくサロンで開催中です。見所は、これまで門外不出だった野外絶滅危惧シダ植物シビイタチシダの生株展示です。

シビイタチシダの生株

シビイタチシダDryopteris shibipedis Sa. Kurata オシダ科

シビイタチシダは、2007年版レッドリストで絶滅種に指定されました。ところが、昨年9月、国立科学博物館の筑波実験植物園で生きていることが再発見されたのです。この植物は、産地が限られており、野生では絶滅しています。今残っているのは植物園の3株と鹿児島県の個人宅で栽培されている1株だけなのだそうです。本展示は13日(日)まで開催しております。お見のがしなく!

★本企画展にあわせて、7月6日(日)にオープンセミナーが開催されます★
公開講座「絶滅危惧植物の現状と保全」 13:30〜16:00
「シダを使ったコケ玉づくり」 11:00〜13:00(材料費500円が必要です)

詳しい案内はこちらをご覧ください。「科博コラボ・ミュージアムin ひとはく『絶滅の恐れのある植物』」

★★★企画展「クリプトガミック・ボタニー」も開催中!★★★

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