めずらしい果実

2007年8月 1日

アリマウマノスズクサ


 今日,めずらしい果実が博物館に持ち込まれました.
これは,アリマウマノスズクサという植物です.神戸市在住の足立恭子(あだちたかこ)さんが,自宅の生垣で小さな苗から育てておられたところ,写真のような立派な果実をつけました.2年目から花を咲かせていたそうですが,果実をつけたのは今年が初めてだそうです.

 アリマノウマノスズクサは六甲山に比較的多く生育していますが,果実をつけることは稀です.お持ちいただいた果実は,長さ約4cm,直径約2cm.写真撮影後,さく葉標本にさせていただきました.標本は,学術資料として保管されます.

 布施静香 (自然環境評価研究部)

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