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4/14(日)、衛藤研究員による「五感で楽しむコーヒー焙煎」セミナーが実施されました。


コーヒー1.JPGこのセミナーでは、コーヒー豆の焙煎をご体験いただけます!
焙煎するだけでなく、コーヒー豆生産国の現状や、農産物流通、品種、生物多様性について理解を深めることができます。


今回の豆は「マンデリン」です!





まずは生のコーヒー豆のハンドピックからはじまります。
かびた豆やひび割れた豆を除去することにより、より深い味わいになります。
hand.jpg










続いてフライパンでの焙煎です!
パチパチという豆の音とともに、良い香りがしてきます。
お好みの煎り具合で、自分だけのオリジナルコーヒー豆が完成します。

焙煎1.jpg焙煎24.jpgbaisen.jpg

















焙煎した豆を冷ましている間、衛藤研究員からコーヒー豆の品種や生産国についてのお話を聞きます。
生産国の現状を知ると、コーヒーに対する見方が変わりますね。。。

IMG_7657.jpg











そして焙煎した豆を挽き、抽出していきます。
残った豆はお持ち帰りいただけます!

コーヒー2.jpg











抽出したコーヒーを飲みながら、三橋研究員による「コーヒーと生物多様性」のお話を聞きます。
セミナー終了後も質問が飛び交い、よりコーヒーや農業に対する理解が得られました。

mitsuhasisennsei.jpg










ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
ご自身で焙煎されたコーヒーのお味はいかがでしたでしょうか?


また、10月にもこちらのセミナーを実施予定です!
皆様のご参加をお待ちしております。


研究補助スタッフ 岡本



本日はひとはく探検隊「『さとやま』の中をあるこう」を行いました。

DSC03477.jpg
今日の隊長は植物さとやま隊長の橋本研究員です。


皆さんは今年はお花見はしましたか?
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さとやまには野生の桜が咲いているんだって!
ソメイヨシノと見比べてみよう。


いよいよブイブイの森に入っていきます!

この植物はなんだろう?
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触ってみるとベタベタするよ~!?

正解は「モチツツジ」
つぼみの時はお餅みたいにベタベタするのでこの名前がついたんだ!


DSC03684.jpg
2時間かけてさとやまを散策した後、ひとはくに戻ってきました。

ひとはくの入り口にも
「エノキ」という木に花が咲いているのを教えてもらったよ。

触ると葉もやわらかくて、オレンジの小さな実も観察できます。


ブイブイの森の中で記念撮影!
DSC03667.jpg
暑い中たくさん歩きましたね。

ご参加いただきありがとうございました。
今日の探検隊の報告書は博物館に掲示します。皆さん見に来てくださいね~


フロアスタッフ たに
4月13日(土)のはかせと学ぼう!は「ちいさな、ちいさな、化石をがそう!」
ひろせ研究員と微化石(びかせき)と言って、顕微鏡を使わないと見えないくらいちいさな化石をさがします!!
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観察できる化石は有孔虫(ゆうこうちゅう)、二枚貝(にまいがい)、巻き貝(まきがい)、うにのトゲだよ!!
ワクワクするね♪
DSC03465.JPGDSC03462.JPG
                                                    
細い筆を使ってひろい、スライドにのせて、水を少し足して固定します!
むずかしい作業だけど、みんな楽しそう!!
そしてとっても上手(*^-^*)
DSC03468.JPG
ひろった化石がなにか知りたいお友達は、はかせが教えてくれるよ♪
DSC03470.JPGDSC03469.JPG

完成したら持って帰ります!!
うれしいね(*^-^*)

ご参加いただいたみなさま!ありがとうございました。

フロアフタッフ おくの みか

コレクショナリウム周辺にあるソメイヨシ
ノ(バラ科)を観察していると、
花の蜜を吸いに生きものが訪れていました。
よく見られる身近な生きものですので紹介
します。


くちばしが太いスズメ(スズメ科)は、
花の側面からガク筒部分を破って蜜を
吸っているようですが・・・
(下の写真、蜜をラッパのみ?)

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
suzume ga someiyosino no hana wo kuwaete iru 240411 IMG_3775copy.JPG















▲花のガク筒部分をくわえたスズメ
 〈蜜を吸っている?〉


一方、メジロ(メジロ科)は スズメよりも
少し小柄で、くちばしが細いからか、
花の真正面から蜜を吸っているようです。



mejiro ga someiyosino no hana no mitsu wo sutteiru 240411 MG_3567copy.JPG















▲花の真正面からくちばしを入れている
メジロ

またヒヨドリ(ヒヨドリ科)は、スズメより
も体が大きいですが、
くちばしの先が尖っている感じなので、花の
真正面から蜜を吸っているようです。


hiyodori ga someiyoshino no hana no nakani kuchibashi wo ireteiru 240410 s-IMG_3318.jpg











▲花の正面からくちばしを入れるヒヨドリ
 


ちなみにソメイヨシノの花粉は黄色で
目立ちます。


someiyoshino no hana 240410 IMG_2406copy.JPG
















▲ソメイヨシノの花


someiyoshino no kafun  s-240411 IMGP9591.jpg











▲黒い服に付いたソメイヨシノの黄色い花粉




なので(?)、くちばし や その周辺部が
花粉ですごく黄色くなっているヒヨドリ
もいます。


hiyodori no kuchibashi ni kafun 240410 IMG_3341copy.JPG
















▲くちばしなどが黄色く見えるヒヨドリ




セイヨウミツバチも来ていました。


seiyoumitsubachi ga someiyoshino no mitsuwo suinikita IMG_3411copy.JPG















▲ソメイヨシノの花に来ていた
セイヨウミツバチ





皆さんも 周辺の環境で生きものの観察を
してみませんか。


              研究員 小舘

コレクショナリウム周辺にあるサクラ類の
ソメイヨシノ(バラ科)は、今年は
4月2日に咲き始め、4月6日で、
ほぼ満開状態でした。

※画像をクリックすると、写真が拡大するものがあります。
someiyosino no hana ga hobo mannkai 240406 s-IMG_1447.jpgsomeiyosino no hana ga hobo mannkai 240406 s-IMG_1452.jpg











▲ほぼ満開状態に花が咲いているソメイヨシ
ノ(2024年4月6日撮影)


4月6日には、1枚づつ落ちているのではなく
花が丸ごと?いくつか(近い場所にかたまっ
て)落ちていました。


someiyosino no hana ga ochiteiru 240406 s-IMG_1436.jpg










▲地面に落ちたソメイヨシノの花
(2024年4月6日撮影)


これは、おそらくスズメ(スズメ科)の
仕業です。
ソメイヨシノの花のガク筒部分をスズメが
くちばしで切って(蜜を吸って)、1つの
花を丸ごと落としてしまっているようです。



くちばしが太いスズメは、そのように
しないと蜜が吸えないそうです。


suzume ga someiyosino no hana wo kuwaete iru 240411 IMG_3727copy copy.jpg















▲スズメがソメイヨシノの花をくわえている
ところ(2024年4月11日撮影)



someiyosino no hana ga ochiteiru 240406 s-IMG_1474.jpg










▲スズメが落としたと思われる、ガク筒部分
で切られた花(2024年4月6日撮影)   


4月9日は、雨や風が強かったのでソメイヨシ
ノの花は大丈夫だったのか?と、
4月10日午後に観察してみました。

強風で落ちた花びらは吹き飛ばされていまし
たが、午前中に新たに落ちたと思われる
1枚ずつの花びらと、丸ごとの花(どちらも
新鮮な感じです)がいくつも落ちていました。


someiyoshino no otosareta hana 240410 s-IMG_2410.jpg










▲地面に落ちたソメイヨシノの花
(2024年4月10日撮影)



ソメイヨシノの枝先を見ると、花びらが落
ちて5つに分かれた赤っぽいガクが
星の形に見えて目立ちます。


someiyosino no hanabira ga ochita mono 240410copy s-IMG_2443.jpg














▲星型に見える赤っぽい色のガク


もちろん、花びらが落ちていない花でも、
花の後ろ側から見れば、
星形のガクが確認できます。



someiyosino no hanabira ga ochita mono 240410 IMG_2456copy.JPG















▲花の後ろ側から見た状態


ソメイヨシノの花を観察しているとスズメが
現れました。


suzume ga someiyoshino no hana ni 240410 IMG_3380.copy.jpg
















▲ソメイヨシノの枝に止まったスズメ
(2024年4月10日撮影)


スズメは、せわしなく動いています。
こちらが気配をなくしてスズメが見える
位置に移動して、
しずかに観察していると・・・

スズメがソメイヨシノの花のガク筒部分を
くわえました(ヤッター!)。

suzume ga.jpg










▲ソメイヨシノの花のガク筒部分をくわえて
いるスズメ(2024年4月10日撮影)


ガク筒部分が切られたあとが残った状態の枝
で写真に撮りやすそうなところを探してみま
した。

ありました。下記の写真のような感じです。


suzumega hana wo otoshita ato 240410 IMG_2398copy.JPG















▲枝に残った緑色の花柄(かへい)
(2024年4月10日撮影)


スズメに花を丸ごと1つずつ落とされたり、
また雨風で花びらが散ってしまったものも
ありますが、
4月10日の時点では花も花びらが落ちずに
持ちこたえたものも たくさんありました。

まだまだ綺麗です。

皆さんも 身近にソメイヨシノが咲いて
いれば(スズメも?)観察をしてみませんか。                            


              研究員 小舘
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