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2月18日(日)、ホロンピアホールにてフォーラム「日本の恐竜時代を探る!」を開催しました。このフォーラムは、県政150周年記念 人と自然の博物館&県立大学自然・環境科学研究所25周年記念として開催したものです。ホロンピアホールには約300名の方々においでいただき、記念講演とフォーラムを開催しました。また、大セミナー室ではこのもようを映像配信でご覧いただきました。そのようすをご報告します。

冒頭、兵庫県教育委員会 高井芳朗 教育長より挨拶、ひとはく 高橋晃 次長より本フォーラムの趣旨説明を行ったのち、記念講演、フォーラム、パネルディスカッション、質疑応答を行いました。

■記念講演
真鍋真 国立科学博物館分子生物多様性研究資料センター・センター長より「恐竜時代に日本から想いを馳せる」と題して記念講演をいただきました。本日のフォーラムの意義を一般の聴衆にも分かりやすく解説いただきました。最後には、「これまでに学名がついている恐竜は何種類いるでしょう?」とクイズも出していただき、会場に集まった児童・生徒に日本の恐竜研究の夢を与えてくださいました。
  

■第一部フォーラム「日本の恐竜時代を探る」
池田忠広 兵庫県立人と自然の博物館研究員/兵庫県立大学特任助教より「篠山層群の恐竜・小型脊椎動物化石、その多様性について」と題して講演を行いました。池田研究員はカエルなどの両生類が専門分野で、「大型脊椎動物が注目を受けることが多いが、もちろんその時代にも小型の脊椎動物の世界が存在していたはず。このような小さな生き物も含めて総合的に研究することで、当時の生物や環境の様子を知ることが出来るのです。」と篠山層群の化石研究の意義について語りました。
  

山田敏弘 金沢大学准教授より「日本に恐竜がいた頃の植物」と題してご講演をいただきました。復元図の中に描かれる植物に始まり、中生代の植物の進化を分かりやすくお話しくださいました。肉食恐竜が生息するには植物の繁茂が必要で、恐竜の進化を支えた植物進化と自然環境の変化を生き生きと眼前に描き出してくださいました。植物進化をきちんと踏まえた古環境復元が重要であることを改めて認識させていただきました。

  

柴田正輝 福井県立大学講師/福井県立恐竜博物館研究員より「手取層群の恐竜から見る、前期白亜紀のアジアにおける恐竜の進化と広がり」と題してご講演いただきました。一般の聴衆にとっては福井県というと、恐竜のゆるきゃらでも知られるようになってきましたが、福井県でこれまでに発見されたフクイサウルス、コシサウルス、フクイラプトル、フクイティタンを中心にお話しくださいました。また、この冬の福井の豪雪や、福井県立大学の学生実習としての「ハンマー隊」などのユーモアに会場はほっこりとさせていただきました。
  

小林快次 北海道大学総合博物館准教授より「白亜紀末の恐竜の世界:世界における日本の重要性」と題してご講演をいただきました。北海道むかわ町と兵庫県洲本市から発見されたハドロサウスル亜科とランベオサウルス亜科の恐竜化石を中心に日本(旧日本領)で恐竜研究を行う意義について分かりやすくお話し下さいました。また、日本で発見された最古の恐竜化石ニッポノサウルスを例に、恐竜研究における再研究の意義と、それを行うための博物館の役割についてもお話し下さいました。

  

■第二部 パネルディスカッション「日本の恐竜時代〜その研究の展望〜」
・コーディネーター:三枝春生 兵庫県立大学/兵庫県立人と自然の博物館
・パネリスト:真鍋真、小林快次、山田敏弘、柴田正輝、池田忠広
第二部では、ご講演いただいた研究者の方にパネルディスカッションを行っていただきました。大型化石の少ない日本で日本人としての特質を生かしながら恐竜研究を行う意義や利点についてお話し下さいました。
  

■会場映像ライブ配信と質問受付コーナー
会場の一角に質問受付コーナーを設けて来場者に質問を記入いただきました。多岐にわたる質問を多数寄せていただきありがとうございます。また、会場の関係で先着順で受付をさせていただきましたが、大セミナー室で映像配信をご覧いただいた方々もおられました。熱心にご覧いただきありがとうございました。
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■質疑応答 回答者:第一部・第二部演者
ご講演いただいた方々に、会場の質問受付コーナーに寄せられた質問を選びながらご回答いただきました。会場と演者が一体となった感覚で、ご質問いただいた皆さまに良い時間を過ごしていただけたことと思います。
  

最後に閉会にあたって、兵庫県立大学学長 太田勲 よりご挨拶をさせていただき、閉会としました。

日本の恐竜研究の進展は目覚ましく、本日はまさに日本の恐竜時代を探るフォーラムになったと思います。ご来館いただいた皆さま、本日のフォーラムにご参加いただきありがとうございました。

生涯学習課 竹中敏浩

ひとはくの共催事業のお知らせです!
やまなみホール(丹波市山南町谷川)丹波竜フェスタ2017が11月26日(日)に開催されます!


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当日は「篠山層群の脊椎動物化石 ~現状と今後の展望~」と題して
ひとはくの池田研究員の講演もございます!
そのほか 第一線で活躍されている研究者を講師にお迎えし、
世界や日本の恐竜研究の最前線について講演会を行われます!

グルメ屋台コーナーでは、丹波市内の飲食店の出店に加え、
連携市町の特産物販売コーナー、久下自治振興会による野菜販売を行われるとのことです!
また、会場内には、お子様に大人気の「丹波竜のちーたん」も遊びに来たり。
小さなお子様から大人の方まで、一日中楽しんでいただけるイベントだそうです!
秋の紅葉シーズン ドライブがてらに・・
午前はひとはく!午後はやまなみホールへ!!(ひとはくから北へ!!1時間程度です!)

ご家族・ご友人お誘い合わせの上、是非ご来場ください。

 日時:平成29年11月26日(日曜日) 10時00分~16時00分
 場所:山南住民センター、やまなみホール、丹波竜化石工房ちーたんの館
    丹波市山南町谷川1110

                               
                                 生涯学習課 中前 純一


ひとはくに兵庫県議会の超党派で構成されている文化振興議員連盟の
議員のみなさんが来館されました!!
管内調査として・・・県内の文化施設など
展示物・展示内容だけでなく運営面についても調査をされているそうです!

中瀬館長、石田研究員、池田研究員の熱い!!解説に
ひとはくの研究内容をはじめ、化石の発掘、観光資源としての活用、経済的効果など
議員のみなさんから たくさん質問いただきました!
ひとはくのポテンシャルは・・どこにもひけをとらない、世界のトップクラスかと・・・
(さながら兵庫県の未来を担う!ひとはく特別委員会みたいですね~)

それでは・・・
ひとはくでの熱い!!調査の様子をお伝えします!!

館内展示
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収蔵庫
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ひとはく25周年記念スペシャル企画セミナー
「お見せします ひとはくのレガシー 5xGo!ーガッツリ収蔵庫ツアー」の第一回目地学系収蔵庫ツアーが実施されました.

地学系収蔵庫には,神戸層群の植物化石をはじめ4万点を超える動植物の化石標本や7000点以上の岩石資料,断層調査で採取された1500点のボーリンコア資料など,ひとはくにしか無い貴重な標本資料が保管されています.

博物館の奥にある,いつもは非公開の地学系収蔵庫の大きな鉄の扉が開くと,そこには,たくさんの標本がぎっしりと並んだ棚が.研究員がゾウの化石や植物化石を手に熱い解説トークを始めると,参加者の皆さんは夢中になって標本を見つめいました.小さな植物化石を棚から取り出して顕微鏡で見たり,キノコのタイプ標本化石を観察したりと収蔵庫に入らないとできない体験もあり,1時間半の収蔵庫ツアーに.皆さん,外に出るのが名残惜しそうでした.

収蔵庫は博物館の心臓で,そこに収めらた標本資料は博物館の展示やキャラバン活動を支える赤血球です.これから毎月,25周年特別企画として,ひとはくの5つの収蔵庫で色々な標本資料ごとに研究員が収蔵庫ツアーを実施していきます.

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ひとはくの熱い心臓に触れることができる,
このチャンスに,是非,ひとはくへおいでください!    (橋本佳明)




イオンモール神戸北で「太古の神戸 アミノドンの森」展が始まりました。
アミノドンが発掘されたのはイオンモールのある上津台なので、里帰り!?
会場は1階すずらんコート、大きなクリスマスツリーのとなりです。

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実物大パネルも登場!
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展示は11月27日(日)までです。
11月23日(水・祝)には13:00から3階イオンホールで三枝研究員の講演会もあります。
無料ですので、お近くにお越しの際はぜひのぞいてみてください。

                     (自然・環境評価研究部 半田久美子)


 お正月のニュースになっていた「下部白亜系篠山層群から発見された卵化石」の臨時展示が昨日からひとはくではじまりました。
 日曜日ということもあり、今日はた~くさんの方々に観覧いただいております。

 恐竜の卵か?鳥の卵か?
 あなたはどっちだと思いますか?ホンモノの卵化石を見て想像してください(^^)/


 このあと、2月28日(日)までは、ここひとはくで展示されますが、3月5日(土)から3月31日(木)までは、丹波市のちーたんの館での展示となります。

 ぜひ、この機会に足をお運びください。丹波の恐竜化石展示コーナー内の展示もリニューアルされています。
 
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※臨時展示関連blog ↓
  http://www.hitohaku.jp/blog/2016/02/post_2110/
  http://www.hitohaku.jp/blog/2016/01/post_2109/

※卵化石に関する記者発表内容はこちらから ↓
  http://www.hitohaku.jp/research/h-research/kaseki-20160108news.html

生涯学習課
 
 丹波竜発掘現場脇(丹波市山南町上滝地内)において、獣脚類恐竜もしくは鳥類と考えられる非常に小型の卵化石等が、密集した状態で複数発見され、ニュースや新聞でも大きく取りあげられました。

   これらの化石の発見は国内では他に例がなく、世界的にも極めて稀であり、恐竜類・鳥類の繁殖行動の進化を解明する上で貴重なものであるといえます。
(※許可を得て手で触れています)


 そこで、今回発見された卵化石の臨時展示を行います。恐竜の卵か鳥の卵か?ご自身の眼でご覧になりませんか? 手で触れることは出来ません....




    期 間: 平成28年2月6日(土)~2月28日(日)


    場 所: ひとはく3階 丹波の恐竜化石展示コーナー




↓  記者発表の詳細はこちらをご覧ください ↓
  http://www.hitohaku.jp/research/h-research/kaseki-20160108news.html


 是非 ひとはくへお越しください!!

生涯学習課



 これまで、「丹波竜」という愛称で呼ばれた丹波市から発掘された竜脚類が新属新種Tambatitanis amicitiae (タンバティタニス・アミキティアエ)と命名・記載されました。


 これを記念して、タンバティタニスの化石のうち普段収蔵庫に保管されているものを展示しております。
 また、新属新種名の由来、タンバティタニスの特徴やその系統的な位置づけをパネルで説明します。


展示概要
 ◆ 期 間 : 2014年10月19日(日)まで
 ◆ 場 所 : ひとはく3階 丹波の恐竜化石展示コーナー
 ◆ 展示物 : ホロタイプ標本など約20点


 関連する情報はこちらをご参照ください
  ↓
  丹波市より発掘された竜脚類化石(通称"丹波竜")の記載論文の出版について



 ※9月30日(火)まではクールスポット指定施設として観覧料が通常の半額になっております。
  まだお越しになっていない方は、是非この機会をお見逃しなく!!



生涯学習課

 ここは、神戸市営地下鉄県庁前駅構内です。何しているんでしょう。

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 3月16・17日におこなわれる「ひょうご恐竜化石国際シンポジウム」を紹介したパネルと化石のレプリカを展示しています。

 

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池田研究員が化石のレプリカを並べています。ちょっと見にくい?

でも、駅構内で化石のレプリカが見れるって、すごくない?早速、下校中の小学生が近寄ってきました。

ちなみに写真撮影は、調査研究中のため、ご遠慮いただいています。

ごめんなさい。                                                                                           

 こちらは、3月18日(月)まで展示しています。

 神戸でお買い物に行く、という方は是非神戸市営地下鉄県庁前駅へ寄ってみてくださいね。 

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