10月22日(土曜日)に兵庫県民会館にて
「ナチュラルヒストリー~これまでの貢献と今後への期待~」が開催されました!
ナュラルヒストリーに関するシンポジウムです!
公益財団法人 藤原ナチュラルヒストリー振興財団
今までは主に関東中心にシンポジウムを開催されていましたが、今回はひとはくが共催し、
関東以外ではじめて、神戸で開催することができました!!
今回のシンポジウムは、講演の他、研究者等によるパネルディスカッションも行い、
参加者の皆様のご質問等も頂戴しながら、
ナチュラルヒストリーの現在像と将来について考える機会にしようというものでございます。

内容は盛りだくさんです!参加者は200名近くになりました!
参加された方々は高校生~シニアまで研究機関・企業だけでなく、
行政関係、教育関係、自然や生物に興味のある方など・・・
一番遠い参加者は東北から・・・
ひとはくの幅広さと同じですね。

アカデミックな当日の様子をお伝えします!
受付の様子です!会場満員御礼!
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受付の横には、ナチュラルヒストリーシリーズ
岩槻邦男名誉館長の本も数冊ございます!
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総合司会は兵庫県教育委員会事務局 土屋社会教育課長が務められました!(左)
はじめの挨拶をされる主催の公益財団法人藤原ナチュラルヒストリー振興財団 下河邉和彦理事長(右) 
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第1部はひとはくの研究員による基調講演です!
  第1部 基調講演  
     池田忠広太田英利(人と自然の博物館/兵庫県立大学)
     「篠山層群の化石群:恐竜とともに生きたカエル・トカゲ
     滅びたものたち、生き残ったものたち」
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兵庫県丹波市・篠山市に分布する篠山層群(白亜紀前期)からは、
恐竜とともにカエル・トカゲ類といった小型脊椎動物化石が多数産出しています。
白亜紀前期の化石は世界的に乏しいことから、同分類群の進化の過程や初期の
多様性の解明に大きく貢献するものと考えられています。
本講演では、これらの篠山層群産カエル・トカゲ類化石がどのような生物なのか、
化石種や現生種との比較によって明らかになった最新の研究成果をもとに紹介されました!
 
     高橋 晃高野温子(人と自然の博物館/兵庫県立大学)
     「兵庫県の植物相研究:播磨の絶滅危惧種オチフジの秘められた生活史」  
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兵庫県の植物相研究の歴史や
植物研究家らの協力によって明らかになってきた、兵庫県産植物の話題として、
絶滅危惧種オチフジの生活史を解説
オチフジはシソ科の多年草で、現在自生が確認されている集団は西播磨地域にしかない
絶滅危惧種です。
本講演では、知られざるオチフジの生活史について、
和歌山県と兵庫県だけという変わった分布の謎、保全に取り組む地元の活動の紹介に加えて、
最近中国南部から見つかった「オチフジ」と日本のオチフジとの関係等も紹介されました!

    第2部 パネルディスカッション  
     コーディネーター 太田英利
     パネリスト  岡本 卓(京都大学) 角野康郎(神戸大学)
              光明義文(東京大学出版会、 財団評議員)
              西方敬人(甲南大学) 
   
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ナチュラルヒストリーの分野で、今後期待される新しい展開について、
生物科学分野や社会からの新しい情報も取り入れて、議論されました!
会場からも質問も多く、参加者の皆様とディスカッションしながら、
ナチュラルヒストリーの現在像と将来について考える機会になりました!

閉会の挨拶は人と自然の博物館 中瀬 勲館長です!

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ひとはくはこれからも・・ナチュラルヒストリーを含め、
どんどん皆様に「人と自然の共生」をテーマとした自然史系の博物館として
館外でも積極的に話題を提供していきます!ぜひご期待下さい!

第一弾!11月19日(土)から12月4日(日)まで
    花洛庵(京都市中京区油小路通四条上ル藤本町)で開催

   「日本文化を育んだ自然 where culture meets nature」(館外企画展)

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第二弾!12月4日(日)にグランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)で開催
      12F特別会議場(大阪市北区中之島5丁目3番51号)
    「第10回生物多様性協働フォーラム」

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                                 情報管理課
                                   中前純一




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